特許
J-GLOBAL ID:200903048130113778

流れ差向けバッフルを持つ螺旋状に巻付けた中空糸膜織物カートリッジ及びモジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-000081
公開番号(公開出願番号):特開平5-245347
出願日: 1993年01月04日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、分離及び他の相接触応用用の改善された螺旋型中空糸膜織物収容カートリッジ及びモジュールを提供する。【構成】 本発明は、分離又は他の相接触応用用の螺旋状に巻いた中空糸膜織物収容カートリッジ及びモジュールを提供する。カートリッジは中空糸膜束のシェル側に半径方向供給流を生ぜしめるバッフルを有する。更に、本発明は、このようなカートリッジを製造するための方法を提供する。
請求項(抜粋):
a.内腔を各々有する複数の中空糸膜を有し、これらの膜は織物状の配列に形成され、この織物状の配列では、中空糸の多くが相互に平行で且つ織物の緯糸を構成し、織物の経糸を構成するフィラメントで間隔を隔てられた関係に保持されており、b.長さ方向軸線を有し、円筒形外表面、軸線方向ボア、及び該ボアと連通した、表面に沿った孔を有する中空マンドレルを有し、c.前記配列は、中空糸が軸線にほぼ平行であるように軸線上に巻付けられ、二つの端及び円筒形の外面を持つ螺旋状に巻付けられた束を構成し、d.二つの束端の各々は、束端をシールして隣接したモノリシックな管シートにするのに役立つ樹脂注封材料に注封され、束の二つの管シート間の部分には注封材料がなく、シェル側領域を形成し、中空糸の内腔端は、露呈され且つ束の外部と連通した束端のうちの第1束端を構成し、e.第1及び第2のハウジング端及び円筒形ハウジング内部を有し、膜束を収容するように適当に形成され、第1束端に隣接した管シートを円筒形ハウジング内部に対してシールする手段を第1ハウジング端に隣接して有するハウジングを有し、該ハウジングは、膜を介して相互に連通した(1)束の管シート間の部分に対して外側にある且つハウジング内にあるシェル側空間、及び(2)中空糸の内腔及び第1束端を含む空間を含む二つの領域を構成する束を収容し、f.第1ハウジング端に隣接し、適当に形成され、円筒形ハウジング内部及び第1束端とともに第1ハウジング端をシールして膜の内腔と連通した第1室を構成する第1端キャップを有し、g.第2ハウジング端に隣接し、適当に形成され、円筒形ハウジング内部及び第2束端とともに第2ハウジング端をシールし第2室を構成する第2端キャップを有し、h.ハウジングは第1室と連通した少なくとも一つのポートを有し、このポートはこれを通して流体の注入及び取り出しを行うことができるように構成されている、螺旋型中空糸膜織物収容モジュールにおいて、i.束の外面を覆う不透過性の包囲手段と、j.シェル側領域内に形成された、軸線を中心に回転対称な形状を持つ軸線方向に対称な少なくとも一つのシール手段と、を有し、該シール手段は不透過性の包囲手段と密封係合しており、マンドレルから所定距離まで延びており、流体流れに対して障害のないシェル側領域の軸線方向副部分を形成し、前記シール手段はシェル側領域を前記副部分を介して相互に流体連通した2つのシェル側部分に分割し、更に、k.マンドレルが軸線方向副部分と交差する箇所で軸線方向ボアを完全に遮断する手段を有する、モジュール。
IPC (4件):
B01D 63/02 ,  B01D 63/00 500 ,  B01D 63/10 ,  B01D 65/08 500

前のページに戻る