【要約】【目的】 自己支持型の空気電極体と固体電解質膜との間に、La
2Zr
2O
7等からなる高抵抗層が生成しないようにすることである。こうした空気電極体が焼結し過ぎるのを防止することである。【構成】 化学組成が(La
1-x A
x )
1-yMnO
3であるペロブスカイト構造体から、空気電極体を構成する。空気電極体の気孔率を15〜40 %とし、平均気孔径を1〜5μm とする。空気電極体を製造するには、原料粉末の混合物を1300°C〜1600°Cの温度で仮焼して(La
1-x A
x )
1-yMnO
3を合成し、この合成物を粉砕して平均粒径3〜15μm の粉体を得る。この粉体に、少なくとも有機バインダーと水と増孔剤とを加えて混練し、成形、乾燥し、仮焼時の温度以下の温度で焼成して空気電極体を作製する。固体電解質膜等を形成するのに加熱処理が必要だが、この加熱処理温度を、焼成時の温度以下とする。0
請求項(抜粋):
気孔率が15〜40%であり、平均気孔径が1〜5μm であり、化学組成が(La
1-x A
x )
1-y MnO
3 であるペロブスカイト構造体からなることを特徴とする、固体電解質型燃料電池の空気電極体。〔0
IPC (3件):
H01M 4/86
, H01M 4/88
, H01M 8/12
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