特許
J-GLOBAL ID:200903048132066947

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155801
公開番号(公開出願番号):特開平10-331781
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 収容部材内面に転動子が衝突するのを防止し、静粛性や寿命を向上する。【解決手段】 スライダ18の貫通穴18B内面に可撓性を有する含油樹脂材料からなる緩衝筒20を設ける構成としている。従って、旋回スクロール11のばたつき等によって球体19が転動軌跡から外れた場合でも、球体19を緩衝筒20に衝突させることにより、この衝突による騒音の発生を防止することができる。また、摩耗粉による貫通穴18B、球体19、受承板21,22等の早期摩耗を防止することができる。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシングに一体的に設けられた固定スクロールと、該固定スクロールに対して旋回可能に設けられ、該固定スクロールとの間に複数の圧縮室を画成する旋回スクロールと、該旋回スクロールの自転を防止する自転防止機構とからなるスクロール式流体機械において、前記自転防止機構は、前記ケーシング側に設けられた第1の継手ガイドと、前記旋回スクロールの背面側に設けられた第2の継手ガイドと、前記第1の継手ガイドと第2の継手ガイドとの間に位置して該第1の継手ガイドと第2の継手ガイドにより互いに直交する2軸方向にガイドされた可動継手と、前記旋回スクロールからのスラスト方向の荷重を受承するために前記ケーシング側と旋回スクロールの背面側とに転動可能に接触した転動子と、該転動子を収容する収容部材と、前記転動子と収容部材との間に設けられた緩衝体とから構成したことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 D ,  F04C 18/02 311 Y

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