特許
J-GLOBAL ID:200903048137939957

点字読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-055239
公開番号(公開出願番号):特開平8-227455
出願日: 1995年02月21日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 点字本から直接点字読み取りできるとともに、読取精度を向上できる点字読取装置を提供することを目的としている。【効果】 点字を構成する凸点の陰影を2方向に付いて形成し、おのおのの陰影を読取入力したときの信号の差分を画素毎に算出し、その差分を二値化しているので、陰影に基づかない濃度変化、例えば、用紙の落書きや墨字の印刷部分などが除去され、凸点の陰影を適切に抽出することができ、その結果、適切に点字を判別することができる。
請求項(抜粋):
透明材質からなる平板状の原稿台に、読取面が接触する態様に載置された点字原稿の画像を、上記原稿台を隔てて上記点字原稿と対向する位置に配設された画像入力手段により画素単位に読取入力し、その読取入力した画信号に基づいて上記点字原稿の点字を判別する点字読取装置において、略対向する所定の2方向からそれぞれ上記点字原稿の読取面を照明する一対の照明手段と、上記一対の照明手段をそれぞれ単独で点灯したときに、上記画像入力手段よりそれぞれ得られた画信号にあらわれる上記照明手段の光量分布に基づく濃度むらを補正する第1および第2のシェーディング補正手段と、上記第1および第2のシェーディング補正手段の出力信号の差分を、同一画素位置毎に算出する差分演算手段と、上記差分演算手段の出力信号を、所定の閾値で二値化する二値化手段と、上記二値化手段から出力される信号に基づいて点字を構成する凸点の位置情報を判別し、その位置情報に基づき、点字を判別する点字認識処理手段を備えたことを特徴とする点字読取装置。
IPC (5件):
G06T 1/00 ,  G03G 15/04 ,  H04N 1/04 101 ,  H04N 1/401 ,  H04N 1/403
FI (6件):
G06F 15/64 400 D ,  G03G 15/04 ,  H04N 1/04 101 ,  G06F 15/64 Z ,  H04N 1/40 101 A ,  H04N 1/40 103 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-292373
  • 特開昭50-048856
  • 特開昭53-038933
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