特許
J-GLOBAL ID:200903048146950408

シャフトブラケット付き多軸船

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-259264
公開番号(公開出願番号):特開平7-089488
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、シャフトブラケット付き多軸船に関し、特にシャフトブラケットの外側アームの配置を改良して、プロペラキャビテーションエロージョンや船体振動の発生を抑制するとともに、プロペラ効率を向上させるものである。【構成】 船尾において、船体中心線8の両側方にそれぞれプロペラ3をそなえるとともに、そのプロペラ軸5を船外で船体から吊持するように外側アーム6aおよび内側アーム6bからなるシャフトブラケットをそなえ、船体中心線8と直交する鉛直面10に対し、内側アーム6bは前方へ傾斜しているが外側アーム6aは後方へ傾斜するように配置されている。これにより外側アーム6aは従来の場合と比べてプロペラ3に接近しているので、同アーム6aの後流B′′はプロペラ3の上方へ集中することなく、船側外方寄りに外らされるようになる。したがってプロペラキャビテーションエロージョンや船体振動の発生が抑制されるとともに、プロペラ効率の向上も期待される。
請求項(抜粋):
船尾において、船体中心線の両側方にそれぞれプロペラをそなえるとともに、同プロペラのプロペラ軸を船外でプロペラ軸支持部を介し船体から吊持するように配設された外側アームおよび内側アームからなるシャフトブラケットをそなえ、船体中心線と直交する鉛直面に対し、上記内側アームが前方へ傾斜するとともに上記外側アームが後方へ傾斜するように配置されたことを特徴とする、シャフトブラケット付き多軸船。

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