特許
J-GLOBAL ID:200903048153329123

静電吐出型インクジェットヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 渡辺 望稔 ,  三和 晴子 ,  福島 弘薫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-221274
公開番号(公開出願番号):特開2004-058505
出願日: 2002年07月30日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】消費電力を増大させることなく、高精細かつ高速に記録を行うことができる静電吐出型インクジェットヘッドを提供する。【解決手段】行方向に配置された複数の個別電極の第1駆動電極は各行毎に相互に接続され、列方向に配置された複数の個別電極の第2駆動電極は各列毎に相互に接続されている。画像の記録時に、例えば1つの行の個別電極の第1駆動電極をハイインピーダンス状態かつ残りの全ての行の個別電極の第1駆動電極をグランドレベルとし、全ての列の個別電極の第2駆動電極を、画像データに応じて高電圧レベルまたはグランドレベルとすることを、各行の個別電極の第1駆動電極について順次繰り返し行うことにより、インクの吐出/非吐出を制御する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
帯電した微粒子成分を含むインクを用い、画像データに応じて、第1および第2の方向に対し2次元的に配置された複数の個別電極に所定の電圧を印加することにより、静電力を利用して前記インクの吐出/非吐出を制御し、前記画像データに対応した画像を記録媒体上に記録する静電吐出型インクジェットヘッドであって、 ヘッド基板と、前記個別電極毎に2層電極構造に設けられた第1および第2駆動電極と、前記個別電極毎に前記ヘッド基板上に配置されたインクガイドと、前記個別電極毎に前記インクガイドの配置に対応する位置に貫通孔が開孔された絶縁性基板とを備え、 前記ヘッド基板と前記絶縁性基板は所定の間隔を離して配置され、これらのヘッド基板と絶縁性基板との間には前記インクの流路が形成され、前記インクガイドは、前記絶縁性基板に開孔された貫通孔を通過し、その先端部分が前記絶縁性基板の前記記録媒体側の面の表面よりも突出され、前記第1駆動電極は、前記インクの流路よりも前記絶縁性基板側に配置され、前記第2駆動電極は、前記第1駆動電極よりも前記ヘッド基板側に配置され、前記第1の方向に配置された複数の個別電極の第1駆動電極は前記第1の方向の各並び毎に相互に接続され、前記第2の方向に配置された複数の個別電極の第2駆動電極は前記第2の方向の各並び毎に相互に接続され、 前記画像の記録時に、前記第1の方向の1つの並びの前記個別電極の第1駆動電極をハイインピーダンス状態かつ前記第1の方向の残りの全ての並びの前記個別電極の第1駆動電極をグランドレベルとし、前記第2の方向の全ての並びの前記個別電極の第2駆動電極を、前記画像データに応じて高電圧レベルまたはグランドレベルとすることを、前記第1の方向の各並びの前記個別電極の第1駆動電極について順次繰り返し行う、もしくは前記第2の方向の1つの並びの前記個別電極の第2駆動電極をハイインピーダンス状態かつ前記第2の方向の残りの全ての並びの前記個別電極の第2駆動電極をグランドレベルとし、前記第1の方向の全ての並びの前記個別電極の第1駆動電極を、前記画像データに応じて高電圧レベルまたはグランドレベルとすることを、前記第2の方向の各並びの前記個別電極の第2駆動電極について順次繰り返し行うことにより、前記インクの吐出/非吐出を制御することを特徴とする静電吐出型インクジェットヘッド。
IPC (1件):
B41J2/06
FI (1件):
B41J3/04 103G
Fターム (9件):
2C057AF36 ,  2C057AF40 ,  2C057AF54 ,  2C057AG09 ,  2C057AG14 ,  2C057AG94 ,  2C057AM19 ,  2C057AR05 ,  2C057BD10
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • インクジェット記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-250871   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭58-153662
  • 特開昭62-181160
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