特許
J-GLOBAL ID:200903048156305217

石炭燃焼炉のクリンカ灰処理方法および処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中尾 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-236320
公開番号(公開出願番号):特開平9-079561
出願日: 1995年09月14日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】水浸コンベアを用いた連続クリンカ灰排出方法を改良し、循環水中の固形分の除去、取出すクリンカ灰中の含水率の低下をはかる。【解決手段】水浸コンベア3により連続的に排出されるクリンカ灰をスラリー化して、遠心式アッシュポンプ5を用い、底部にスクリーンを取付けたろ過水導出口13を有するろ過脱水槽7内に移送して貯留する。ろ過脱水槽が離れた場所にあっても容易に移送できる。ろ過脱水槽内に沈降したクリンカ灰12をろ過床としてスラリーをろ過し、クリンカ灰と水とを分離する。ろ過脱水槽内に水を逆に吹込んで攪拌した後、クリンカ灰を再沈降させてろ材にすると、ろ過効率がよくなり好ましい。循環水中の固形分濃度が数ppm程度に減少し、ポンプ、熱交換器、弁や配管類の損耗が大きく減少する。
請求項(抜粋):
水浸コンベアを用いた連続方式の石炭燃焼炉クリンカ灰排出方法において、水浸コンベア3上に落下して堆積したクリンカ灰を、コンベアに傾斜部11を設けて連続的に水切りした後、クリンカクラッシャ4に投入して粉砕し、スラリー化し、得られたスラリーを遠心式または回転式のアッシュポンプ5を用い、底部にグリッドまたはスクリーンを取付けたろ過水導出口13を有するろ過脱水槽7内に移送して貯留し、ろ過脱水槽内に沈降したクリンカ灰をろ過床12としてろ過脱水槽内のスラリーをろ過し、クリンカ灰と水とを分離することを特徴とする、石炭燃焼炉のクリンカ灰処理方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭49-079965
  • 特開昭57-148118
  • 特開昭48-070384

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