特許
J-GLOBAL ID:200903048160007310

コイル内で均一な表面性状を有する方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-316696
公開番号(公開出願番号):特開平11-152517
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 方向性電磁鋼板の製造方法において、フォルステライト被膜の生成を抑制する手法により鉄損低減を図りながら、コイル全体にわたって表面性状が均一な方向性電磁鋼板を得る。【解決手段】 最終冷延前の鋼板表面の脱珪層深さを5μm 以上100 μm 未満とする。かつ、脱炭焼鈍の雰囲気酸化性(PH2O/PH2)の最大値Pmax を0.15以上0.60未満とする。かつ、脱炭焼鈍中の雰囲気酸化性(PH2O/PH2)の上昇量Pinc を0以上0.15未満とする。
請求項(抜粋):
含けい素鋼素材に熱間圧延を施し、1回又は中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施した後、脱炭焼鈍を施し、次いでAl2O3, SiO2, MgOのいずれか1種又は2種以上を主成分とする焼鈍分離剤を塗布した後に仕上焼鈍を施して、仕上焼鈍後の鋼板片面当たりの酸素目付量を0.5g/m2 以下とする方向性電磁鋼板の製造方法において、最終冷延前の鋼板表面の脱珪層深さを5μm 以上100 μm 未満とし、かつ脱炭焼鈍の雰囲気酸化性(PH2O/PH2)の最大値Pmax を0.15以上0.60未満とし、かつ脱炭焼鈍中の雰囲気酸化性(PH2O/PH2)の上昇量Pinc を0以上0.15未満とすることを特徴とするコイル内で均一な表面性状を有する方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (2件):
C21D 8/12 ,  H01F 1/16
FI (2件):
C21D 8/12 B ,  H01F 1/16 B

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