特許
J-GLOBAL ID:200903048161061857

板組み構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 保科 敏夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-185388
公開番号(公開出願番号):特開平10-009232
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】枠や板部材の組立における作業性を改善し、容易でありかつ強度が十分な板組み構造、さらには、外観の美しい板組み構造を提供する。【解決手段】オス部材30は、ロッド本体32と、その一端にカム当たり部34と、他端に取り付け部31とを含む。メス部材は、内部にカム部44を持つ。オス部材30の取り付け部31を第1の板部材10の接合面10aに対して取り付け、そのオス部材30のロッド本体32およびカム当たり部34とを第2の板部材20の接合面20aにある開口から挿入孔21内に挿通する。収容孔22内に収容されたメス部材40を、そのカム部44にオス部材30のカム当たり部34を対応させながら、360度を超えない所定角度回転させ、その状態で収容孔22の中に保持させることにより、オス部材30に対して軸線方向の引っ張り力を与える。
請求項(抜粋):
ロッド本体と、その一端に位置するカム当たり部と、他端側に位置する取り付け部とを含むオス部材、および、内部に前記カム当たり部に対応するカム部を持ち、カム部-カム当たり部のカム作用によって、回転時前記オス部材に対し軸線方向の引っ張り力を与えるメス部材とを用いて、第1の板部材と第2の板部材とを、ある角度をもって互いに接合し連結する板組み構造であって、第2の板部材は、一方が接合面に開口し、その内部に前記オス部材のロッド本体を受け入れる挿入孔と、この挿入孔に直交し、その側面が該挿入孔に開口するメス部材を収容するための収容孔とを有し、前記オス部材の取り付け部を第1の板部材の接合面に対して取り付け、そのオス部材のロッド本体およびカム当たり部とを第2の板部材の接合面から、その接合面に開口する挿入孔内に挿通し、収容孔内に収容されたメス部材のカム部にオス部材のカム当たり部を対応させながらメス部材を360度を超えない所定角度回転させ、その回転した状態でメス部材を前記収容孔の中に保持させて、オス部材に対して軸線方向の引っ張り力を与えることを特徴とする板組み構造。
IPC (2件):
F16B 12/18 ,  E06B 3/98
FI (2件):
F16B 12/18 A ,  E06B 3/98 A

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