特許
J-GLOBAL ID:200903048163403526

スチレン系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-099102
公開番号(公開出願番号):特開平10-298374
出願日: 1997年04月16日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】衝撃強度に優れ、流動性、耐熱性及び剛性などの物性バランスが優れた、各種加工や成形法に適したスチレン系樹脂組成物を提供すること。【解決手段】アクリロニトリル系単量体とスチレン系単量体とアクリル酸エステル系単量体及びこれらと共重合可能な単量体残基を特定の配合量で含むスチレン系共重合体(A)と、その連続相に分散しており、ゴム粒径0.20μmを超えるゴム粒子のゴム分が全体ゴム分に対して30面積%以上であるグラフトゴム粒子(B)とを含有するゴム変性スチレン系樹脂組成物であり、テトラヒドロフラン可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィーの分析法による分子量分布が特定の分布範囲を示すスチレン系樹脂組成物。
請求項(抜粋):
アクリロニトリル系単量体とスチレン系単量体を含むスチレン系共重合体(A)とその連続相に分散しているグラフトゴム粒子(B)とを含有するゴム変性スチレン系樹脂組成物において、スチレン系共重合体(A)の組成が、アクリロニトリル系単量体の残基5〜50重量%、スチレン系単量体の残基40〜89.9重量%、アクリル酸エステル系単量体の残基0.1〜15重量%及びこれらと共重合可能な単量体の残基0〜45重量%であり、グラフトゴム粒子(B)においては、ゴム粒径0.20μmを超えるゴム粒子のゴム分が全ゴム分に対して30面積%以上であり、当該ゴム変性スチレン樹脂組成物中のテトラヒドロフラン可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる分子量の分布が(1)分子量1,000以上40,000未満であるものが、分子量1,000〜3,000,000であるものの総量に対して4〜26重量%を占め、(2)分子量40,000以上90,000未満であるものが、分子量1,000〜3,000,000であるもの総量に対して18〜41重量%を占め、(3)分子量90,000以上200,000未満であるものが、分子量1,000〜3,000,000であるもの総量に対して28重量%以上を占めることを特徴とするスチレン系樹脂組成物。
IPC (6件):
C08L 25/08 ,  C08L 55/02 ,  C08F212/04 ,  C08F220:44 ,  C08F220:10 ,  C08F222:40
FI (3件):
C08L 25/08 ,  C08L 55/02 ,  C08F212/04
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る