特許
J-GLOBAL ID:200903048165271155

内燃機関の空燃比学習制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-012011
公開番号(公開出願番号):特開平5-202786
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 通常学習とブローバイ学習とを独立させ、かつブローバイ学習の学習速度を良好なものとする。【構成】 空燃比フィードバック補正係数の平均値αAVE を算出し(S32)、基準値からの偏差Δα=αAVE -1を算出する(S33)。ブローバイガスの影響の大きい始動後所定時間内においては、前記偏差Δαの絶対値に応じて学習ゲインG2 を設定し(S36)、前記偏差Δαに基づき、前記学習ゲインG2 分、ブローバイ学習補正係数BTBLを更新する(S37)。ブローバイガスの影響の少ない前記所定時間経過後は、前記偏差Δαに基づいて、通常学習補正係数KBLRCを更新する(S35)。
請求項(抜粋):
燃焼室から漏出するブローバイガスを吸気通路に還元するブローバイガス還元装置を備える内燃機関の空燃比学習制御装置であって、機関に吸入される空気量に応じた基本燃料噴射量を演算する基本燃料噴射量演算手段と、空燃比センサにより検出される空燃比のリーン・リッチに応じて空燃比フィードバック補正係数を増減して設定する空燃比フィードバック補正係数設定手段と、機関運転状態のエリア毎に通常学習補正係数を記憶した書換え可能な通常学習補正係数記憶手段と、機関運転状態のエリア毎にブローバイ学習補正係数を記憶した書換え可能なブローバイ学習補正係数記憶手段と、始動から所定時間経過後に前記基本燃料噴射量と前記空燃比フィードバック補正係数と前記通常学習補正係数とから燃料噴射弁による燃料噴射量を演算する第1の燃料噴射量演算手段と、前記所定時間内のときに前記基本燃料噴射量と前記空燃比フィードバック補正係数と前記通常学習補正係数と前記ブローバイ学習補正係数とから燃料噴射弁による燃料噴射量を演算する第2の燃料噴射量演算手段と、定常条件において現在の空燃比フィードバック補正係数の平均値の基準値からの偏差を算出する偏差算出手段と、始動から所定時間経過後に現在の通常学習補正係数と前記偏差とに基づいて新たな通常学習補正係数を設定し、前記通常学習補正係数記憶手段のデータを書換える通常学習補正係数更新手段と、前記所定時間内のときに現在のブローバイ学習補正係数と前記偏差とに基づいて新たなブローバイ学習補正係数を設定し、前記ブローバイ学習補正係数記憶手段のデータを書換えるブローバイ学習補正係数更新手段と、このブローバイ学習補正係数更新手段の更新速度を前記偏差の絶対値に応じて可変とする更新速度可変手段と、を含んで構成される内燃機関の空燃比学習制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 340 ,  F02M 25/06

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