特許
J-GLOBAL ID:200903048168946617

連続鋳造鋳片の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-043711
公開番号(公開出願番号):特開2001-232450
出願日: 2000年02月22日
公開日(公表日): 2001年08月28日
要約:
【要約】【課題】 溶鋼の供給制御が容易なだけでなく、鋳片表層部の幅方向にわたる溶質元素濃度のばらつきがなく、またパウダー性欠陥等の発生のない複層鋳片を安定して製造する。【解決手段】 連鋳鋳型内の湯面レベルを含む鋳型上部と、これより下方に一定の距離離隔した鋳型中央部それぞれにおいて、独立した上下2段の磁極によって鋳片の厚みを横切る向きに鋳片全幅にわたり直流磁場帯を印加し、メニスカス代表流速を 0.1〜0.6 m/s の範囲に制御しつつ、該鋳型中央部に印加した直流磁場帯内または該直流磁場帯よりも上部のプールに、単一の浸漬ノズルを用いて溶鋼を注入すると共に、該直流磁場帯内または該直流磁場帯よりも上部の溶鋼に特定の溶質元素を添加する。
請求項(抜粋):
溶融金属の連続鋳造に際し、連鋳鋳型内の湯面レベルを含む鋳型上部と、これより下方に一定の距離離隔した鋳型中央部それぞれにおいて、独立して電流制御された上下2段の磁極(電磁石)によって鋳片の厚みを横切る向きに鋳片全幅にわたり直流磁場帯を印加し、メニスカス代表流速を 0.1〜0.6 m/sの範囲に制御しつつ、該鋳型中央部に印加した直流磁場帯内または該直流磁場帯よりも上部のプールに、単一の浸漬ノズルを用いて溶鋼を注入すると共に、該直流磁場帯内または該直流磁場帯よりも上部の溶鋼に特定の溶質元素を添加することにより、上部プール内の溶鋼について該溶質元素の濃度を高めて鋳片表層部の溶質元素濃度を調整することを特徴とする連続鋳造鋳片の製造方法。
IPC (7件):
B22D 11/11 ,  B22D 11/04 311 ,  B22D 11/10 330 ,  B22D 11/108 ,  B22D 11/115 ,  B22D 27/02 ,  B22D 27/20
FI (7件):
B22D 11/11 D ,  B22D 11/04 311 J ,  B22D 11/10 330 A ,  B22D 11/108 D ,  B22D 11/115 B ,  B22D 27/02 W ,  B22D 27/20 B
Fターム (3件):
4E004AA09 ,  4E004MB12 ,  4E004MB14

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