特許
J-GLOBAL ID:200903048172637726

吸収冷温水機を用いた空調システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-080362
公開番号(公開出願番号):特開平6-294556
出願日: 1993年04月07日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】運転条件によって蒸発器への冷媒の戻りが悪くなっている場合にも、希釈運転あるいは冷媒ブロー運転の終了を正確に判断して、サイクル内で溶液の結晶が起こらない吸収冷温水機を用いた空調システムを提供する。【構成】冷温水配管に冷温水温度検知手段を設け、蒸発器5の冷媒タンク28に液面検知手段、吸収器下部の溶液タンク21にも液面検知手段を設け、冷温水温度検知手段の信号を受けて希釈運転あるいは冷媒ブロー運転の開始を制御し、冷媒タンク28の液面検知手段と溶液タンク21の液面検知手段の両者の信号を受けて希釈運転あるいは冷媒ブロー運転の停止を制御する制御装置を備え、冷媒タンクの液面溶液タンクの液面が予め定めたレベル以下になると共に溶液タンクの液面が予め定めたレベル以上になり、冷媒タンクの液面検知機構及び溶液タンクの液面検知機構の両者が作動したときに希釈運転あるいは冷媒ブローを停止する。
請求項(抜粋):
再生器,凝縮器,蒸発器,吸収器,熱交換器,溶液ポンプ,冷媒ポンプを動作的に配管接続して吸収冷凍サイクルを構成した吸収冷温水機、及びこの吸収冷温水機と冷却水配管により接続された冷却塔、吸収冷温水機と冷温水配管で接続された室内機とから成る吸収冷温水機を用いた空調システムにおいて、冷温水配管に冷温水温度検出手段を設置すると共に、蒸発器内の冷媒タンクに液面検出手段、吸収器内の溶液タンクにも液面検出手段を設け、冷水温度検出手段の信号を受けて溶液希釈運転の開始を制御すると共に、冷媒タンク内の液面検出手段の信号と溶液タンク内の液面検出手段の信号の両者の信号を受けて希釈運転の終了を制御する制御手段を設けたことを特徴とする吸収冷温水機を用いた空調システム。

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