特許
J-GLOBAL ID:200903048176231007

燃料破損検出装置およびその検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-022231
公開番号(公開出願番号):特開平10-221483
出願日: 1997年02月05日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】放射線モニタへのN-13の影響を軽減し、N-13および放射線希ガスの到達率,到達時間を把握し、燃料破損検出の感度を高める。【解決手段】主蒸気管3および復水器5から抽気した空気抽出系排ガスを気体廃棄物処理系に流入する排ガス系配管12に第1の流量計30を設け、排ガス系配管12に試料採取管16を接続し、この試料採取管16を排ガス放射能測定容器21に接続し、この測定容器21内に排ガス放射線モニタ20を設ける。主復水器5に接続した復水系配管37に復水ポンプ38と第2の流量計を設け、この間に復水系放射線モニタ31を設ける。給水配管19にトレーサガス注入弁33を介してトレーサガスボンベ35を接続する。第1の流量計30,排ガス放射線モニタ20,復水放射線モニタ31,第2の流量計32およびトレーサガス注入弁33を燃料破損監視装置34に電気的に接続する。
請求項(抜粋):
原子炉からタービンに接続する主蒸気管から空気抽出器により抽気し、また前記タービンからの蒸気を復水にする主復水器から空気抽出器により抽気した排ガスを気体廃棄物処理系の活性炭ホールドアップ塔へ流入するための排ガス系配管に第1の流量計を設け、前記排ガス系配管から分岐して試料採取管の一端を接続し、この試料採取管の他端を排ガス放射能測定容器に接続し、この排ガス放射能測定容器に排ガス放射線モニタを設け、前記主復水器に接続した復水系配管を介して復水ポンプおよび第2の流量計を設け、この復水ポンプと前記第2の流量計との間に復水系放射線モニタを設け、前記第2の流量計と前記原子炉との間を接続する給水配管から分岐してトレーサガス注入弁を接続し、このトレーサガス注入弁をトレーサガス源に接続し、前記第1の流量計,排ガス放射線モニタ,復水放射線モニタ,第2の流量計およびトレーサガス注入弁を燃料破損監視装置に電気的に接続してなることを特徴とする燃料破損検出装置。
IPC (2件):
G21C 17/07 ,  G21C 17/02
FI (2件):
G21C 17/06 A ,  G21C 17/02 G

前のページに戻る