特許
J-GLOBAL ID:200903048176414284
ガスタービン分割環冷却穴構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-182264
公開番号(公開出願番号):特開平11-022411
出願日: 1997年07月08日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービン分割環冷却穴構造に関し、分割環端部の冷却穴の曲げ部の個所を少くし、鋳造時の作業性を良くする。【解決手段】 分割環1内部には冷却空気穴2,3,4,5,6が設けられ、それぞれ図中左端開口から伸び2,3は開口部8で、4,5は開口部9で、6は開口部7で各々上面に開口し、冷却空気を内部へ導き、冷却する。分割環1のフランジ部1a,1bには蓋15で閉じた冷却空気通路11,12を形成し、それぞれ冷却空気穴2,3及び4,5を連通させ、更に開口部8,9に連通する冷却空気入口穴13,14へ接続される。分割環1の鋳造時には冷却空気穴形成のためにシリカチューブを用いるが、冷却空気穴2,3,4,5は直線状で、入口穴13,14は曲げ部が1回の単純な形状であるのでシリカチューブの抜き取りが容易となり、鋳造性が良くなる。
請求項(抜粋):
ガスタービンの燃焼ガス通路の円筒状もしくは円錐状壁面を軸方向に分割して分割環を形成し、同分割環は更に周方向に複数に分割された分割部分を有し、同分割部分の内部には上部表面に開口し、軸方向に伸びる冷却空気穴を複数本周方向に平行に配列してなる分割環冷却穴構造において、前記分割部分の軸方向の一側面の両端部にそれぞれ周方向に沿った所定長さの溝を形成し、同溝には側面より蓋を設けて空気通路を形成すると共に、同空気通路の一方には前記分割部分端部の冷却空気穴に連通させ、他方には前記分割部分内部に設けた冷却空気入口穴に連通させ、同冷却空気入口穴は前記空気通路から所定の距離内側に進んで上方に立上り、同分割部分の表面に開口してなることを特徴とするガスタービン分割環冷却穴構造。
IPC (3件):
F01D 9/04
, F01D 5/08
, F02C 7/18
FI (3件):
F01D 9/04
, F01D 5/08
, F02C 7/18 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
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分割環の冷却構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-097347
出願人:三菱重工業株式会社
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ガスタービンの動翼
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-008826
出願人:三菱重工業株式会社
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