特許
J-GLOBAL ID:200903048182860296

給紙装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-082233
公開番号(公開出願番号):特開平5-278873
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 給紙装置におけるローラの用紙からのリリース機構の製造コストを低減する。【構成】 給紙装置のハウジング9の一側面9aが閉じられている場合、用紙1の繰り出し側の内側面9bに一端側が固着される弾性体10の他端側と、ピックユニット8を支持軸4周りに回動させる梃子部5との間にはその一側面9aの内側に突設される突起部11が挿入されて、この弾性体10は弾性力に抗して収縮状態にあり、支持軸4と平行な軸6周りに回転するローラ7の自重によってピックユニット8は下方に回動するため、このローラ7は用紙1の最上部と接触状態となる。そして、この一側面9aを開くと、前記梃子部5と弾性体10の他端側との間に挿入されていた突起部11が抜脱されて、弾性体10はの弾性の復元力によって伸張状態となり、その弾性体10が梃子部5を押圧してピックユニット8は上方に回動するため、ローラ7は用紙1からリリースされる。
請求項(抜粋):
(a)用紙1を積載するとともにその用紙1の繰り出しに同期して上昇するテーブル2を有する用紙ホッパ3、(b)前記用紙1の繰り出し方向に直交する支持軸4に係合される梃子部5によりその支持軸4に回動可能に設けられて、その支持軸4と平行な軸6周りに回転して前記テーブル2に積載される用紙1を1枚ずつ繰り出すローラ7を有するピックユニット8、(c)前記用紙ホッパ3およびピックユニット8を収納するとともに、前記用紙1の繰り出し方向に平行な一側面9aが開閉できるハウジング9、(d)このハウジング9の用紙1の繰り出し側の内側面9bに一端側が固着されて、弾性の復元力により伸張状態にあるときに、前記梃子部5を押圧してピックユニット8を上方に回動させて前記ローラ7と前記テーブル2に積載される用紙1の最上部とを非接触状態とし、また弾性力に抗して収縮状態にあるときに、その梃子部5への押圧を断ってピックユニット8を下方に回動させて前記ローラ7とその用紙1の最上部とを接触状態とする弾性体10および(e)前記ハウジング9の開閉する一側面9aの内側に突設されて、その一側面9aが閉じているときに前記弾性体10の他端側と前記ピックユニット8の梃子部5との間に挿入されてその弾性体10を収縮状態とし、またその一側面9aが開いているときにそれらの弾性体10の他端側とピックユニット8の梃子部5との間から抜脱されてその弾性体10を伸張状態とする突起部11を具えることを特徴とする給紙装置。
IPC (4件):
B65H 1/26 ,  B41J 13/00 ,  B65H 3/06 340 ,  G03G 15/00 309

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