特許
J-GLOBAL ID:200903048193358959

固体酸化物形燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 忠昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-135984
公開番号(公開出願番号):特開2006-313687
出願日: 2005年05月09日
公開日(公表日): 2006年11月16日
要約:
【課題】 固体酸化物形燃料電池システムのメンテナンスコストを削減し、システム構成を簡素化することができる固体酸化物形燃料電池システムを提供すること。【解決手段】 燃料ガス中の硫黄成分を除去する脱硫器6と、燃料ガスを加湿するための加湿器8と、加湿された燃料ガスを水蒸気改質するための燃料改質器10と、改質ガスを燃料として燃料電池発電反応を行って発電する固体酸化物形燃料電池4と、加湿器8の上流側にて燃料ガスに炭酸ガスを混入させるための炭酸ガス混入手段と、を備えた固体酸化物形燃料電池システム。炭酸ガス混入手段は改質ガスリサイクル流路53から構成され、燃料改質器10にて改質された改質ガスの一部が改質ガスリサイクル流路53を通して昇圧器28の上流側にリサイクルされ、炭酸ガスを含む改質ガスの一部が燃料ガスに混合され、これによって、加湿器8におけるカルシウム成分の析出を抑制することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料ガスに含まれる硫黄成分を除去するための脱硫器と、脱硫処理された燃料ガスを加湿するための加湿器と、加湿された燃料ガスを水蒸気改質するための燃料改質器と、燃料極及び空気極を有し、水蒸気改質後に前記燃料極側に送給される改質ガスと前記空気極側に送給される空気との間で燃料電池発電反応を行って発電する固体酸化物形燃料電池と、を備えた固体酸化物形燃料電池システムであって、 前記加湿器には上水が供給され、前記加湿器に関連して、燃料ガスに炭酸ガスを混入させるための炭酸ガス混入手段が設けられ、前記炭酸ガス混入手段は前記加湿器又は前記加湿器の上流側にて燃料ガスに炭酸ガスを混入し、前記加湿器において、炭酸ガスを含む燃料ガスと前記上水とが接触され、これによって前記上水に含まれるカルシウム成分の析出が防止されることを特徴とする固体酸化物形燃料電池システム。
IPC (3件):
H01M 8/06 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/12
FI (3件):
H01M8/06 G ,  H01M8/04 N ,  H01M8/12
Fターム (5件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA19 ,  5H027MM01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-253770号公報

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