特許
J-GLOBAL ID:200903048194047663

フランジ成形性に優れたDI缶胴用アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-122556
公開番号(公開出願番号):特開平9-287063
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 DI缶胴用のアルミニウム合金板として、強度およびDI成形性に優れるばかりでなく、特に塗装焼付処理後の缶胴縁部の成形性(フランジ成形性)に優れた板を得る方法を提供する。【解決手段】 Mg0.5〜1.8%、Mn0.5〜1.8%、Fe0.1〜0.7%、Si0.05〜0.5%、さらに微量のTi(およびB)を含有し、そのほか必要に応じて少量のCu,Cr,Znを含有するAl-Mg-Mn系合金を素材とし、その中間板厚の板に対して再結晶焼鈍を施した後、冷間圧延により最終板厚に仕上げるにあたり、冷間圧延の中途において、軟化焼鈍を、その軟化焼鈍直後の耐力YSS と直前の耐力YSR との比YSS /YSR が0.6〜0.95の範囲内となるように施す。
請求項(抜粋):
Mg0.5〜1.8%(重量%、以下同じ)、Mn0.5〜1.8%、Fe0.1〜0.7%、Si0.05〜0.5%を含有し、かつTi0.005〜0.20%を単独でもしくはB0.0001〜0.05%と組合せて含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなるアルミニウム合金を素材とし、そのアルミニウム合金からなる中間板厚の板に対し、再結晶を伴なう焼鈍が行なわれた後、最終板厚まで冷間圧延を行なうDI缶胴用アルミニウム合金板の製造方法において、前記冷間圧延を、2パス以上でトータル圧延率が70%以上となるように行ない、その冷間圧延の中途のいずれかのパス間で、軟化焼鈍を、その軟化焼鈍直後の耐力YSS と軟化焼鈍直前の耐力YSR との比YSS /YSR が0.6〜0.95の範囲内となるように行なうことを特徴とする、フランジ成形性に優れたDI缶胴用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (2件):
C22F 1/04 ,  C22C 21/06
FI (2件):
C22F 1/04 C ,  C22C 21/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-028850
  • 特公昭60-035424
  • 特開昭63-028850
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