特許
J-GLOBAL ID:200903048194821733

経皮トラクト測定デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-513184
公開番号(公開出願番号):特表平9-507398
出願日: 1993年11月03日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】患者に胃切開装置を最初に用いるときに使用される外科手術用具に関するものである。この外科手術用具は、密閉部20と、カニューレ14と、外側の可撓性チューブ部材16を具備している。密閉部の先端38と、これに隣接する拡張部18とは、患者の腹腔壁および胃壁を通して切開路を切り開くために協同するようになっている。密閉部は、場所に応じてカニューレと外側のチューブ部材とを残して、除去される。可撓性チューブ部材で構成された変形可能部44は、カニューレの移動によって拡張される。外側に変形された変形可能部は、胃の内壁に抗して引き抜かれる。そこで、胃壁と腹腔壁の厚さは、可撓性チューブ部材の外表面に目盛られた視覚的な目盛り48によって測定される。測定に引き続いて、ガイドワイヤまたはプルワイヤ108が、カニューレによって形成された管空部を通過する。ガイドワイヤは、切り開かれた切開路で、適切な大きさの胃切開装置を設置するために使用される。
請求項(抜粋):
切開路を形成すると共に、形成された切開路を測定するための外科手術用具において、第1および第2の相対的に移動可能なハンドル部を有するハンドル手段と、第1のハンドル部に対して摺動可能なカニューレと、カニューレによって摺動可能に収容される密閉部と、カニューレに一体的に取り付けられ、カニューレの遠位端から突出した密閉部を有する拡張部と、カニューレの少なくとも一部をカバーし、かつ外側に変形可能な変形可能部材を有する可撓性チューブ部材とを具備し、前記チューブ部材は、第1のハンドル部に取り付けられた近位端部と拡張部に取り付けられた遠位端部とを有し、第二のハンドル部に対する第1のハンドル部の移動が、チューブ部材の変形可能部を、外側に変形させてストップ面を形成し、前記ストップ面は、測定された切開路の内側終端を囲む表面に係合するように適用され、切開路の外側終端から突出するチューブ部材の一部は、切開長さを決めるために用いられる目盛りを有していることを特徴とする外科手術用具。

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