特許
J-GLOBAL ID:200903048203582178

誘導電動機の速度制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-079457
公開番号(公開出願番号):特開平6-296396
出願日: 1993年04月06日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 2重化コントローラ切り替え時の突入電流及び過度振動電流を抑圧する。【構成】 コントローラ切り替え時に、まず逆変換器5のみを同期化周波数指令作成手段41の出力により周波数制御して逆変換器5と誘導電動機6とを同期化し、その後順変換器2を動作させるとともに加速周波数指令作成手段42の出力により逆変換器5の出力周波数を上昇させて誘導電動機6の再加速を行う。さらに平滑コンデンサ4端子電圧の微分値を用いて周波数制御手段27により周波数指令を補正して過度振動電流を減少させる。【効果】 同期化運転により平滑コンデンサ端子電圧が低下するから、突入電流を大幅に抑制できる。また平滑コンデンサ端子電圧の微分値による周波数補正で振動電流に負のフィードバックがかかり、振動の減衰が早くなる。
請求項(抜粋):
交流電源を直流可変電圧に変換するための順変換器と該変換器出力の直流電圧を平滑するための平滑コンデンサと該コンデンサにより平滑された直流電圧を可変周波の交流に変換するための逆変換器と上記順変換器及び逆変換器の動作を制御するための2重化されたコントローラとからなるシステムを用いて、上記逆変換器の出力交流により駆動される誘導電動機の速度制御を行うための誘導電動機の速度制御方法において、作動中の現用系コントローラが異常になって待機系コントローラへ切替えて誘導電動機の運転を継続する場合に、上記異常となった現用系コントローラを切り離した後に、まず上記待機系であったコントローラから上記逆変換器のみを誘導電動機の回転数とその出力周波数とが同期するように制御する同期化運転モードで作動させて、誘導電動機と上記逆変換器の同期化を行い、その後上記待機系であったコントローラから順変換器を作動開始させて誘導電動機を再加速制御することを特徴とする誘導電動機の速度制御方法。
IPC (3件):
H02P 7/63 302 ,  H02M 7/145 ,  H02M 7/515
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-206894
  • 特開昭61-001291
  • 特開昭63-186505

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