特許
J-GLOBAL ID:200903048204006588

プラスチック光学素子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-254373
公開番号(公開出願番号):特開平11-077842
出願日: 1997年09月03日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 低コストで形状精度が良く、複屈折、屈折率分布が小さいプラスチック光学素子と、その製造方法を提供する。【解決手段】 射出圧縮成形などにより得られる成形品は、形状精度、複屈折特性が良好な半面、内部に屈折率分布が生じているから、この成形品を金型外で加熱し、所定範囲内の温度域で所定時間保持し、さらに冷却するアニール工程を施すことで、プラスチック光学素子内部の屈折率分布を低減させる。アニール条件として、所定範囲内の温度域の下限を、使用するプラスチック材料のガラス転移温度よりも25°Cだけ低い温度にした場合の屈折率分布はCv1、上限をガラス転移温度にした場合の屈折率分布はCv4で、アニール前の屈折率分布Cv50より改善される。
請求項(抜粋):
内部に屈折率分布を呈し、所定温度以下にあるプラスチック光学素子を、加熱して所定範囲内の温度域まで上昇させる工程と、前記所定範囲内の温度域に所定時間保持する工程と、然る後に冷却する工程とを具備し、前記各工程を前記の順に実施して内部の屈折率分布を低減させることを特徴とするプラスチック光学素子の製造方法。
IPC (5件):
B29D 11/00 ,  G02B 1/04 ,  G02B 3/00 ,  G02B 26/10 ,  B29K101:12
FI (4件):
B29D 11/00 ,  G02B 1/04 ,  G02B 3/00 B ,  G02B 26/10 D

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