特許
J-GLOBAL ID:200903048206780477

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-221353
公開番号(公開出願番号):特開平7-303640
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】本発明は、被検体内の音速の不均一性を補正する機能を有する超音波診断装置に関し、時間ずれ検出ミスあるいは誤った時間ずれ補正を防ぐ。あるいは音速の不均一性を補正する機能を有しなくても、従来と比べ、より高画質の画像を得る。【構成】走査線との交点から離れた素子群ほどその素子群を構成する素子数が多くなるように複数の素子群を構成し、各素子群内の各素子で得られた受信信号を各素子群毎に互いに加算する。もしくは、時間ずれ検出を行う素子範囲、もしくは時間ずれ補正を行う素子範囲、もしくは受信信号を加算の対象とする素子範囲を走査線との交点付近に限定する。
請求項(抜粋):
所定の方向に並んだ複数の電気音響変換素子と、これら複数の電気音響変換素子に送信パルスを印加する送信部と、前記被検体内で反射した超音波を前記複数の電気音響変換素子で受信することにより得られた複数の受信信号を前記被検体内に延びる走査線に沿う被検体内の情報が強調されるようにそれぞれ遅延することにより、これら複数の受信信号を互いに整相する受信部と、整相処理後の前記複数の受信信号を互いに加算することにより加算信号を得る加算部と、前記加算部で得られた加算信号を輝度信号に変換し該輝度信号に基づいて前記被検体の断層像を表示する表示部とを備えた超音波診断装置において、前記複数の電気音響変換素子を、1つの前記電気音響変換素子により1つの素子群が構成されることが許容されるとともに、前記電気音響変換素子と前記走査線との交点から離れるほど1つの素子群を構成する前記電気音響変換素子の数が増加するように分割された複数の素子群のうち、複数の電気音響変換素子で構成される素子群について該素子群で得られた複数の受信信号を各素子群毎に加算することにより、前記複数の素子群それぞれについて1つずつの受信信号を生成する素子群分割部と、前記素子群分割部で、前記複数の素子群それぞれについて1つずつ得られた受信信号どうしの相対的な時間ずれを求める時間ずれ検出部と、前記時間ずれ検出部で求められた前記時間ずれが補正されるように前記受信部における前記受信信号の遅延量を制御する遅延量制御部とを備えたことを特徴とする超音波診断装置。
IPC (2件):
A61B 8/00 ,  G01B 17/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-231033

前のページに戻る