特許
J-GLOBAL ID:200903048209002106

可逆式圧延方法及び可逆式圧延設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-249929
公開番号(公開出願番号):特開2001-071009
出願日: 1999年09月03日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 可逆式圧延方法および可逆式圧延設備において、圧延パススケジュールを強力な指導原理に基づいて経験に頼らず合理的に決定できるようにする。【解決手段】 パススケジュール演算装置14では、パススケジュールを計算し、板厚制御手段たるプリセット装置15に入力する。プリセット装置15では、圧延前に圧下モータ9を制御して適切な初期ロール開度を設定し、板厚制御装置11及び圧延速度制御装置12に制御目標値を指令して制御を行う。パススケジュールの決定方法に関しては、パスの圧延パラメータを含んで各パスの圧下量に対し単調増加の対応関係にある関数と、パス回数とともに大きくなる圧延パラメータを含む関数との積をとり、これが圧延速度と略独立な関数とし、この関数値が各パスで等しくなるようなパラメータを最適化問題を解くことで各パスの圧下量を算出し、これをドラフトスケジュールとして圧延パススケジュールを決定する。
請求項(抜粋):
1枚の鋼帯を圧延機の前後に複数回往復してパスさせ、圧延を行う可逆式圧延方法において、各パスの圧下量に関して単調増加となる圧延パラメータを用いて定義された関数Aと、後パスほど大きくなる圧延パラメータを用いて定義された関数Bであって、これら関数AとBの積Q=A×Bを取ったとき、積Qが圧延速度と結果的に略独立な関数となるような関数AとBを用意し、これらの関数の積Q=A×Bの値を各パスで略等しくする各パスの圧下量を算出し、これをドラフトスケジュールとし、このドラフトスケジュールに基づき圧延パススケジュールを決定し、圧延を行うことを特徴とする可逆式圧延方法。
IPC (2件):
B21B 37/00 ,  B21B 37/00 BBH
FI (2件):
B21B 37/00 111 B ,  B21B 37/00 BBH
Fターム (7件):
4E024AA01 ,  4E024BB01 ,  4E024CC01 ,  4E024CC02 ,  4E024CC07 ,  4E024EE02 ,  4E024GG05

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