特許
J-GLOBAL ID:200903048213856152

エレベータの待機乗客数の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-262765
公開番号(公開出願番号):特開平8-127476
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【課題】映像処理システムを用い、エレベータの乗降口に待機中の乗客数を正確に検出可能な方法を提供する。【解決手段】各層の乗降口の所定位置に設置されたカメラで待機乗客を撮影した入力映像と、待機乗客がいないときに撮影した参照映像との明るさの差異を示す差異映像を求め(S3)、入力映像と差異面映像を用いて入力映像を乗客が撮影された領域に分割し(S4)、その領域に頭が映っている確信度を演算し(S5,S6) 、頭確信度が所定値以上である領域を計数する(S7)。また、幾何学的モデリングを用いて分割した領域に撮影され得る頭或いは体の占める画素数を抽出して(S8)、入力映像において体が映っている領域を除去し(S9)、頭の占める画素数を演算(S10) する。S7,S10の過程で求めた領域数より待機乗客数を検出する。
請求項(抜粋):
映像処理システムを用いたエレベータの待機乗客数の検出方法であって、所定の乗降口に設置したカメラにより撮影された入力映像と、予め前記乗降口に待機乗客のいないとき撮影された参照映像とに基づいて、前記入力映像と前記参照映像との差異を示す差異映像を求める映像比較過程と、前記入力映像及び前記差異映像の明るさの差異に関する情報より、前記入力映像の隣接する画素に撮影された被写体の距離に関する情報を求め、該距離情報により入力映像の領域を分割及び統合する分配モード試験分割過程と、該分配モード試験分配過程で分割及び統合された領域について所定の身体の部位に対する確信度を求め、該確信度に基づいて頭確信度を演算する頭確信度の演算過程と、前記頭確信度が所定値以上である領域をカウントし、該カウントされた領域数を待機乗客数として判定する領域数の演算過程と、を含んでなることを特徴とするエレベータの待機乗客数の検出方法。
IPC (4件):
B66B 3/00 ,  G06T 1/00 ,  G06T 7/20 ,  G06M 11/00
FI (2件):
G06F 15/62 380 ,  G06F 15/70 410

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