特許
J-GLOBAL ID:200903048219289357

複合成形品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 忠雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-055899
公開番号(公開出願番号):特開平5-192958
出願日: 1991年02月27日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 無電解めっきにより形成された金属パターンを表面のみに有するプラスチック複合成形品の製造方法において、無電解めっき前に裏面をマスクすることを不要にする。【構成】 易めっき性材料2で構成される一次成形体11を型12内に、所定の方向のみに移動できるように固定し、型の内面の一方から付勢力を与えて、反対側の内面に一次成形体を密接させ、難めっき性の第二のプラスチック成形材料3を充填し、注入圧力によって一次成形体11を型12の反対側の内面に密接させ、型12に密接していない側の一次成形体11の外面が第二のプラスチック成形材料3で覆われるように、二次成形体を形成する。複合成形品の表面の一次成形体が露出した部分に、無電解めっきで金属層を形成する。
請求項(抜粋):
無電解めっきすることが容易な第一のプラスチック成形材料で構成される一次成形体と、無電解めっきすることが困難な第二のプラスチック成形材料で構成される二次成形体を組合せて構成された複合成形体の、表面の前記一次成形体の露出部分に、無電解めっきにより金属層を形成して、表面にパターン状金属層を有する複合成形品を製造する方法において、前記一次成形体を二次成形のための型の内部に、所定の方向のみに移動できるように固定し、前記一次成形体に、前記型の内面の一方から前記所定の方向に変位させる所定の付勢力を与えて、前記型の前記一方の内面と反対側の内面に前記一次成形体を密接させ、前記型内の空間に前記第二のプラスチック成形材料を所定の注入圧力で充填し、前記一次成形体に対する前記付勢力の作用を解くとともに、前記注入圧力により前記一次成形体を前記型の前記反対側の内面に密接させ、前記型の前記一方の内面に面した前記一次成形体の外面が前記第二のプラスチック成形材料で覆われるように、前記二次成形体を形成することを特徴とする、複合成形品の製造方法。
IPC (4件):
B29C 45/14 ,  C23C 18/16 ,  H05K 3/18 ,  B29L 31:34

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