特許
J-GLOBAL ID:200903048222902418
溶接部の耐局部腐食性に優れた高張力鋼の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-212475
公開番号(公開出願番号):特開平5-051632
出願日: 1991年08月23日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 溶接部の耐局部腐食性に優れた高張力鋼の製造方法に関する。溶接構造物として海水中などの腐食環境下で使用される際に発生する溶接部の局部腐食を溶接後熱処理なしで、しかも焼戻し処理なしに防止する。【構成】 重量比にて、C:0.05〜0.12%、Si:0.1〜0.4%、Mn:0.8〜1.5%、Ni:0.30〜1.50%、Nb:0.005〜0.05%、Cu:0.30〜1.00%を基本成分とし、且つ下記式で示される溶接時の焼入れパラメータPa:0.30〜0.45%を満足すると共に、S:0.005%以下、Ti:0.05%以下、solAl:0.01〜0.05%、N:0.0050%以下、Ca:0.0005〜0.01%、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼片を、900°C以上で加熱後、700°C以上で制御圧延した後、3分以内に冷却速度30°C/sec以上で350°C以下まで冷却し、マルテンサイトを含んだ中間段階組織鋼とする。Pa=C+Si/20+Mn/6+Cu/20+Ni/20+Nb/12(%)
請求項(抜粋):
重量比にて、C:0.05〜0.12%Si:0.1〜0.4%Mn:0.8〜1.5%Ni:0.30〜1.50%Nb:0.005〜0.05%Cu:0.30〜1.00%を基本成分とし、且つ下記式で示される溶接時の焼入れパラメータPa;0.30〜0.45%を満足すると共にS:0.005%以下Ti:0.05%以下solAl:0.01〜0.05%N:0.0050%以下Ca:0.0005〜0.01%残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼片を、900°C以上で加熱後、700°C以上で制御圧延した後、3分以内に冷却速度30°C/sec以上で350°C以下まで冷却し、マルテンサイトを含んだ中間段階組織鋼とすることを特徴とする溶接後熱処理なしで溶接部の耐局部腐食性に優れた高張力鋼の製造方法。但し、Pa=C+Si/20+Mn/6+Cu/20+Ni/20+Nb/12(%)
IPC (4件):
C21D 8/00
, B23K 9/23
, C22C 38/00 301
, C22C 38/16
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