特許
J-GLOBAL ID:200903048227588452

水素吸蔵合金を利用した熱利用システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-130582
公開番号(公開出願番号):特開2000-320921
出願日: 1999年05月11日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 水素吸蔵合金を封入した容器を回転して容器に触れる熱媒体を変更する技術を提案したが、熱媒体を回転軸に対して垂直方向に流す構成であったため、熱媒体通路のターンや、出入口で圧損が発生したり、熱交換器周囲の径が大径化する不具合が発生する。【解決手段】 高温、中温、低温合金HM、MM、LMを封入する第1、第2、第3容器S1 、S2 、S3 を、ストレートの外管Ko、内管Kiの2重管によって構成し、内管Kiの内側に熱媒体通路11を形成する。これらは回転軸に対して平行に配置され、第1、第2出入口M1 ’、M2 ’は軸方向両端に配置される。これによって、熱媒体通路11内で熱媒体が円滑に流れ、第1、第2出入口M1 ’、M2 ’の開口面積を適正化でき、熱交換器の周囲の径が大径化する不具合がない。
請求項(抜粋):
水素吸蔵合金の水素の放出時の吸熱、あるいは水素の吸蔵時の放熱を利用した水素吸蔵合金を利用した熱利用システムであって、同一平衡水素圧で水素平衡温度が異なる複数種類の水素吸蔵合金をそれぞれ封入し、水素通路で連通された複数の容器と、この複数の容器を回転移動させ、前記各容器に触れる熱媒体の種類を変更する熱媒体変更手段とを備え、前記各容器に触れて熱媒体を流すそれぞれの熱媒体通路は、前記複数の容器とともに回転軸に対して平行な直線状に設けられ、前記熱媒体通路に熱媒体を給排する出入口は、前記回転軸に沿う前記熱媒体通路の端部に設けられたことを特徴とする水素吸蔵合金を利用した熱利用システム。
Fターム (7件):
3L093NN05 ,  3L093PP03 ,  3L093PP09 ,  3L093PP13 ,  3L093PP19 ,  3L093RR01 ,  3L093RR02

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