特許
J-GLOBAL ID:200903048228493560

表示素子の色むら検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-083331
公開番号(公開出願番号):特開平6-295168
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 人間の視覚特性に近い色彩情報処理系を用い、画面の表示素子の色むら部分だけを安定して検出する。【構成】 被検査表示素子1はカラーカメラ2により撮像され、3原色の赤R、緑G、青Bは色変換回路3により明暗信号R+G+B=Lと色信号G-R=P,B-(R+G)=Qに変換される。L,P,Qはデジタルデータに変換後、画像メモリ7,8,9を経て、ヒストグラム処理・領域分割プロセッサ10,11,12により、L,P,Q画像について均一値の領域に分割され統合分割結果メモリ13,14,15に格納される。領域統合プロセッサ16により分割領域は統合され領域統合結果メモリ17に格納される。統合された領域(L,P,Qの均一な領域)をノードとするニューラルネットワークを形成し、抽出プロセッサ18により色むら部分の検出ができる。
請求項(抜粋):
色表示素子により表示画面上に画像を表示する表示装置に対し、前記表示画面を色センサで撮像し、当該色センサにより得られる3原色出力である赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの出力を、1つの明暗信号R+G+Bと2つの色信号G-R,B-(R+G)に変換し、該3つの信号を3種類のディジタルデータに変換し、該3種類のディジタルデータを各々画像メモリに格納し、該3種類のディジタルデータを用いて表示素子の色むらを検出する際に、前記各画像メモリを該画像メモリに格納されたデータの値が所定の範囲内にある領域に分割し、これらの領域に基づいて前記3種類のデータの値が各々所定の範囲内にある領域に分割された画像メモリ上の領域を考え、該領域を一つのノードとし、本来あるべき色である基準色からのずれが大きいノードほどノード出力が大きくなるようなホップフィールド型ニューラルネットワークを構成し、該ネットワーク状態の更新を前記基準色からのずれに係る反復計算により実行し、ネットワークが安定な平衡状態に達した時点で、出力が大きいノードを抽出することにより、色むら部分だけを検出することを特徴とする表示素子の色むら検出方法。
IPC (7件):
G09G 5/00 ,  G06F 15/62 400 ,  G06F 15/70 310 ,  G06F 15/70 465 ,  G09G 5/02 ,  H04N 9/12 ,  H04N 17/04

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