特許
J-GLOBAL ID:200903048229957609

溶液系核燃料の臨界管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-306911
公開番号(公開出願番号):特開平6-160587
出願日: 1992年11月17日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】中性子検出器の配置や中性子検出器の計数率から直接溶液系核燃料の臨界管理を行う。【構成】カラム1内に核燃料を含む原液の水相を水相入口管6から流入し、抽出用溶媒の有機相を有機相入口管8から流入し、パルス発生器11から脈動を付与しながら溶液抽出するパルスカラムにおいて、パルスカラムの溶媒抽出シュミレーションコードを解析した結果からプルトニウム濃度分布を考慮し、濃度分布や異常時のプルトニウム蓄積を検知できる中性子検出器の配置を決める。また、中性子検出器の計数率を用いて逆増倍法および分布形法を適用した溶液系核燃料の臨界管理を行う。
請求項(抜粋):
核燃料を含む水相および有機相からなる二種類の溶液を向流し、物質移動により元素を抽出する脈動型溶液向流抽出塔(パルスカラム)のカラムに、パルスカラムの溶媒抽出シュミレーションコードの解析により得られる通常時および異常時における核燃料物質および付随する核分裂生成物等の軸方向濃度分布を基に、核燃料物質の分布や異常時における核燃料物質の蓄積を検知するに適した複数の軸方向位置に前記核燃料物質が発生する中性子を検出する中性子検出器を配置することを特徴とする溶液系核燃料の臨界管理方法。

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