特許
J-GLOBAL ID:200903048232174011

燃料噴射弁の氷結防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-077423
公開番号(公開出願番号):特開平9-264228
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 機関運転開始直後に燃料温度を速やかに上昇させることで、燃料噴射弁の噴孔部への水分の氷結を防止する。【解決手段】 燃料タンク1に貯留される燃料は、燃料ポンプ2が介装されたフィード配管3を介して各燃料噴射弁4に供給され、ここで噴射されなかった余剰燃料は、プレッシャレギュレータ5が介装されたリターン配管6を介して燃料タンク1に戻される。さらに、燃料タンク1内のリターン配管6には、燃料温度が所定値以下の場合には余剰燃料を燃料ポンプ2のフィード側に導き、燃料温度が所定値より大きい場合には余剰燃料を燃料タンク1に導く、サーモバルブ7が介装されている。このようにすれば、燃料温度が所定値以下のときに、燃料噴射弁4を介して受熱した余剰燃料が、燃料供給系内を循環するようになるので、速やかに燃料噴射弁4の先端部の温度を昇温することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関に燃料を供給する燃料噴射弁の氷結防止装置であって、燃料を貯留する燃料タンクと、該燃料タンクと前記燃料噴射弁とを連通する燃料供給配管と、該燃料供給配管に介装され、前記燃料タンクから燃料噴射弁へ燃料を圧送する燃料ポンプと、該燃料噴射弁に供給された余剰燃料を前記燃料タンクに戻す燃料リターン配管と、前記燃料噴射弁へ供給される燃料の温度が所定値以下のときに、該燃料温度を昇温させる燃料昇温手段と、を含んで構成されたことを特徴とする燃料噴射弁の氷結防止装置。
IPC (4件):
F02M 55/02 350 ,  F02M 55/02 ,  F02M 53/02 ,  F02M 69/00
FI (4件):
F02M 55/02 350 G ,  F02M 55/02 350 U ,  F02M 53/02 ,  F02M 69/00 320 J

前のページに戻る