特許
J-GLOBAL ID:200903048232228022

低沸点流体の熱サイクルを用いた冷凍プロセスおよびプラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-053167
公開番号(公開出願番号):特開平11-316059
出願日: 1999年03月01日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 圧縮力経費の最適化により、プラント操作コストの減少を実現する。【解決手段】 ガス状流体が高圧に圧縮され、第1の段階で予備冷却され、第2の段階で少なくとも一部は冷却及び液化され、冷却および膨張させられた流体の少なくとも幾分かは、貯蔵タンク内で二相状態で回収され、ガス相の幾分かは、タンクから第1及び第2の段階、及び加温ラインを経てもどされ、予備冷却された流体は、第2の段階において平行に膨張する少なくとも2つの別々の流れ即ち少なくとも一部は第1の冷凍源に供給するための第1の流れ、少なくとも第2の流れに分割され、これらの流れの1つは、第2の段階を通る際に、少なくとも一部は別途液化される。
請求項(抜粋):
低沸点を有する流体、特にヘリウムの熱サイクルを用いた、冷凍プロセスであって、この冷凍プロセスでは、流体がガス状でいわゆる高圧に(2において)圧縮され、圧縮された流体は、予備冷却の第1の段階(3)を通過する際に予備冷却され、圧縮および予備冷却された流体は、冷却および液化の第2の段階(4)を通過する際に、少なくとも一部が冷却され、液化され、そこでは、流体はいわゆる低圧に膨張させられ、冷却および膨張させられた流体の少なくとも幾分かは、流体を貯蔵するタンク(5)内に二相状態で回収され、ガス相の幾分かは、順に第2および第1の段階(3,4)を通って、タンク(5)から加温ライン(7)を経て戻され-このガス相は、これらの段階を通る際に、そこを通る圧縮された流体との熱交換により暖められ-、冷却および膨張させられた流体の少なくとも幾分かは、第1の冷凍源を(8、5において)形成するプロセスであって、予備冷却された流体は、第2の段階(4)において平行に膨張する少なくとも2つの別々の流れ、即ち、少なくとも一部は第1の冷凍源に供給するための第1の流れと、少なくとも第2の流れに分割され、これらの流れの1つは、第2の段階を通る際に、(27、33、35、27、35において)少なくとも一部は別途液化されることを特徴とする冷凍プロセス。

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