特許
J-GLOBAL ID:200903048235875320

カウンタバランス弁アセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 雄造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-111700
公開番号(公開出願番号):特開平7-012252
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 流体圧制御装置から誤ってカウンタバランス弁内に導入された背圧を補正して流体圧シリンダの故障を防止することにある。【構成】 流体圧シリンダ22に連結した第1の口16と、四方制御制御弁25に連結した第2の口24とを持つカウンタバランス弁12にポペット70を配置する。ポペットは、開いて作動流体を流体圧シリンダ22から排出し、又熱的条件によつて流体圧シリンダ内に過度の圧力が生じると開く。操作者が流体圧シリンダ内でピストン23を動かすときには、作動流体を流体圧シリンダから排出しなければならない。このことはポペット70を加圧したパイロット流体で閉塞位置に動かすことによつてできる。操作者の誤りによつて四方制御弁から弁背圧が生じ、ポペット70の移動を妨げる。ポペット70を貫いて延びる穴74を設け、この穴により四方制御弁からの背圧をポペットを通過させポペットの両端部98,100に加えるようにする。
請求項(抜粋):
少なくとも1個のカウンタバランス弁12を備え、このカウンタバランス弁12を流体圧シリンダ22に連結する第1の口16と、前記カウンタバランス弁12を制御装置25に連結する第2の口24との間に前記カウンタバランス弁を配置し、前記カウンタバランス弁12内にポペット70を配置し、このポペット70に第1の端部のパイロット圧力面98と、ばね力を加えられる第2の端部100と、弁座32に係合する弁面30とを設け、このポペット70をばね28により閉そく位置に付勢し、作動流体が前記弁面30と前記弁座32との間のすきま29を通って前記第1の口16から前記第2の口24に流れることがないようにし、前記弁面30に加えられる圧力が前記ばね28により加えられる圧力を越えるときに、前記ポペット70を開くことができる逃がし圧力を前記ばねにより設定し、前記カウンタバランス弁12にさらに、このカウンタバランス弁12を開こうとするときに、前記ポペット70を前記ばね28の付勢作用に逆らって動かすように、パイロット作動流体圧力を加えるために、前記ポペット70の第1の端部98に近接してパイロット作動流体室91を設けたカウンタバランス弁アセンブリ10において、前記ポペット70を貫く穴74を備え、この穴74により加圧した作動流体を前記ポペット70の第2の端部100から前記ポペット70の第1の端部98に流し、前記穴74に、パイロット作動流体が前記ポペット70の第1の端部98から前記ポペット70の第2の端部100を通って流通するのを防ぐ内部弁82を設け、前記ポペット70の第2の端部100に加えられる作動流体圧力が選定したレベルを越えるときに、前記ポペット70の両端部98,100に作動流体圧力を加えるように、前記作動流体が前記ポペット70の第2の端部から前記ポペット70の第1の端部98へ流れるときに、前記作動流体が前記内部弁82を過ぎて流れることができるようにする流通手段を前記穴76にさらに設けたことを特徴とするカウンタバランス弁アセンブリ。
IPC (2件):
F16K 17/04 ,  F15B 21/04

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