特許
J-GLOBAL ID:200903048238212004

多室空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-160745
公開番号(公開出願番号):特開平9-014790
出願日: 1995年06月27日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 室外機に複数台の室内機を接続した多室空気調和機において、室外熱交換器を凝縮器または蒸発器に切り替える頻度を減少させ、切り替え動作を円滑に、かつ信頼性を高め、冷凍サイクルを安定させ、室内機の能力不足を防止する。【構成】 暖房負荷と冷房負荷の差が設定した最小吸熱量以上となったとき、凝縮機として作用する室外熱交換機に接続される四方弁に小流量の冷媒を流したままで、室外熱交換機を切り替えて蒸発器として機能させ、冷房負荷と暖房負荷との差が最小放熱量以上大きい場合は、室外熱交換機を凝縮器として機能させるように制御する。
請求項(抜粋):
室外熱交換器、圧縮機、四方弁、室外膨張弁、およびレシ-バを有する室外機に、それぞれ室内膨張弁、室内熱交換器を有する複数台の室内機を、冷凍サイクルの冷媒ガス配管、冷媒液配管を介して接続してなる多室空気調和機において、凝縮器となる前記室外熱交換器に接続された前記四方弁に少なくとも小流量の冷媒を常に流す手段と、室内暖房負荷の合計量(Qh)と、室内冷房負荷の合計量(Qc)とを検出する手段と、室外熱交換器を凝縮器として使用するときの最小放熱量(Qrmin)の値を前記室内冷房負荷の合計量(Qc)に対して予め設定した比率で、室外熱交換器を蒸発器として使用するときの最小吸熱量(Qemin)の値を前記室内暖房負荷の合計量(Qh)に対して予め設定した比率で設定する手段と、前記室内暖房負荷の合計量(Qh)と前記室内冷房負荷の合計量(Qc)の値との差(Qh-Qc)が前記最小吸熱量(Qemin)以上大きい場合は、室外熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内冷房負荷の合計量(Qc)と前記室内暖房負荷の合計量(Qh)値との差(Qc-Qh)が前記最小放熱量(Qrmin)以上大きい場合は、室外熱交換器を凝縮器として機能させる制御手段とを備えたこと特徴とする多室空気調和機。
IPC (3件):
F25B 29/00 361 ,  F24F 11/02 102 ,  F25B 13/00 104
FI (3件):
F25B 29/00 361 A ,  F24F 11/02 102 T ,  F25B 13/00 104

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