特許
J-GLOBAL ID:200903048247090264

連続鋳造における鋳型内溶鋼レベルの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 晃一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-175696
公開番号(公開出願番号):特開平6-015426
出願日: 1992年07月02日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 ストッパー開度を調整する制御方式と、スライディングノズル開度を調節する制御方式とを鋳造条件に応じて使い分けすることにより、鋳型内の溶鋼レベルを一定に制御する連続鋳造における鋳型内溶鋼レベルの制御方法において、ストッパー方式よりスライディングノズル方式へ、或いはその逆の制御方式の切り換えが鋳型内溶鋼レベルの変動をもたらすことなく、よりスムースに行えるようにする。【構成】 ストッパーとスライディングノズルのいずれか一方によるレベル制御を行った状態で、他方の開度を時間を関数として変化させる際、他方の開度が一方の開度の変化に伴い実際に設定値まで変化するのを検出してから制御方式の切り換えを行い、他方の開度が一方の開度の変化に対応して変化していないのに制御方式の切換えを行ったときに生ずる一方の開度の急変による溶鋼レベルの変動を防止する。
請求項(抜粋):
鋳型内の溶鋼レベルを検出して目標レベル値との偏差が0となるように、ストッパーを昇降させてストッパー開度を自動調整するストッパー方式と、鋳型内の溶鋼レベルの検出値と目標レベル値との偏差が0となるように、スライディングノズル開度を自動調整するスライディングノズル方式とを鋳造条件に応じて使い分けることにより、鋳型内の溶鋼レベルを制御する方法において、ストッパー方式よりスライディングノズル方式、或いはその逆の制御方法の切換えが、一方によるレベル制御を行った状態で、他方の開度を時間の関数として徐々に変化させ、これに伴い上記一方の開度が設定値まで変化したときに行われるようにしたことを特徴とする連続鋳造における鋳型内溶鋼レベルの制御方法。

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