特許
J-GLOBAL ID:200903048251683075

モータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-297405
公開番号(公開出願番号):特開平8-163886
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 モータ制御装置において、低速域でのモータの慣性による回転降下にかかわらず安定な回転を図る。【構成】 信号作成手段12は、交流電源ACの直接の電源波又はその整流波の周期を検出し、該周期をモータの目標回転速度に対応して設定する制御角のタイミングで前半期間と後半期間に分ける。そして、例えば前半期間を電力スイッチング要素SWを非導通とするOFF期間に設定し、後半期間を同電力スイッチング要素SWを導通とするON期間に設定するための位相パルス信号を信号ゲート手段13に導出する。信号ゲート手段13は、所定周波数のクロック信号を上記位相パルス信号における上記ON期間に通過して駆動手段14に送出する。従ってモータは、上記ON期間に電源波をクロック信号で繰返し断続した電圧で駆動されることになり、モータの制御期間が長くなって、低速駆動した場合のモータを安定に回転させることができる。
請求項(抜粋):
モータと電力スイッチング要素との直列回路を交流電源に接続してなるモータ回路と、上記交流電源の電源波の周期を上記モータの目標回転速度に対応して設定した制御角のタイミングで前半期間と後半期間に分け各期間でレベレの異なる位相パルス信号を作成する信号作成手段と、該信号作成手段からの位相パルス信号の上記前半期間若しくは後半期間に所定周波数のクロック信号を通過させる信号ゲート手段と、該信号ゲート手段から出力されるクロック信号に基づいて上記電力スイッチング要素を駆動制御する駆動手段とを具備したモータ制御装置であって、上記制御角を、上記電源波に依存して設定する制御角より所定位相分だけ小さく設定するようにしたことを特徴とするモータ制御装置。
IPC (3件):
H02P 5/175 ,  D05B 69/18 ,  H02P 5/418

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