特許
J-GLOBAL ID:200903048261270020

ライナの加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-316083
公開番号(公開出願番号):特開平9-131814
出願日: 1995年11月08日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 水分や温度がライナの幅方向において変則的に不均一となることを防ぎ、貼合、乾燥後に発生する段ボールシートの変則的な反りを防止する。【解決手段】 プレヒータロール1の前に、ライナLの幅W方向にわたって、適数個の空圧シリンダ12を設け、そのロッド13の先端に押圧用ロール15を軸線16をライナLの幅W方向に沿わせて回転自在に設ける。水分が多いか温度が低いライナLの幅部位に対応する空圧シリンダ12bを作動させてその押圧用ロール15で同幅部位を押さえ付ける。これにより同幅部位の送出方向の引っ張り力Tが増大するから、同幅部位はプレヒータロール1に強く押し付けられ、多くの熱量が与えられ、水分を減少又は温度を高くできる。
請求項(抜粋):
プレヒータロールの外周にライナを、該プレヒータロールの前後に配設されたテンションロールを介して巻き掛けることによって加熱する構成のライナの加熱装置において、前記プレヒータロールの前又は後に、前記ライナの幅方向にわたって部分的に異なる面圧をかけることによってその幅部分に対応する前記ライナの送り出し方向の張力が調節されるように、駆動手段を備えた押圧体を、該ライナの幅方向にわたって適数個、配設したことを特徴とするライナの加熱装置。

前のページに戻る