特許

J-GLOBAL ID：200903048265116980

サラウンド信号処理装置及び映像音声再生装置

発明者： 飯田 敏之 ,  毛利 智博 ,  岡部 恭尚
出願人/特許権者： 日本ビクター株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-197356
公開番号（公開出願番号）：特開平8-051698
出願日： 1994年07月29日
公開日（公表日）： 1996年02月20日
要約：

【要約】【目的】 モノラルのリア用サラウンド信号を簡易な構成で処理し、テレビジョン受像機などの一対のスピーカで再生し、サラウンド効果を生じさせる。【構成】 リア用サラウンド信号Sを、付加信号処理回路OPで無相関な2信号とする。加算器2,差分器3で、前記2信号から和信号と差信号とを生成する。フィルタ4,5で、和信号と差信号を処理する。フィルタ4,5で処理された信号から和信号と差信号とを生成して、スピーカSP1 ,SP2 から再生する。フィルタ4,5の伝達特性P,Nを、P=(F+K)/(S+A)、N=(F-K)/(S-A)と設定する。ただし、Sは一対のスピーカから受聴者LMの同じ側の耳までの伝達特性、Aは同反対側の耳までの伝達特性、Fは音像を定位させたい位置から受聴者の同じ側の耳までの伝達特性、Kは同反対側の耳までの伝達特性である。さらに、フロント用信号との間に差異(レベル差,時間差など)を持たせて再生する。

請求項（抜粋）：

受聴者に対して略左右対称で前方に配設された一対のトランスジューサから、入力された1系統のリア用サラウンド信号を再生して、受聴者に対して略左右対称の後方2箇所にリア用サラウンド信号を音像定位させるサラウンド信号処理装置であって、入力されたリア用サラウンド信号を処理するフィルタと、前記フィルタで処理された信号及びその反転信号とを前記一対のトランスジューサから再生する手段とからなり、前記フィルタの伝達特性を、(F-K)/(S-A)(ただし、Sは一対のトランスジューサから受聴者の同じ側の耳までの伝達特性、Aは一対のトランスジューサから受聴者の反対側の耳までの伝達特性、Fは音像を定位させたい位置から受聴者の同じ側の耳までの伝達特性、Kは音像を定位させたい位置から受聴者の反対側の耳までの伝達特性)と設定したことを特徴とするサラウンド信号処理装置。

IPC (4件)：

H04S 1/00 ,  H04R 1/40 310 ,  H04R 3/12 ,  H04S 5/02