特許
J-GLOBAL ID:200903048267233371

自動車用冷蔵又は温蔵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-189273
公開番号(公開出願番号):特開平11-020535
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 ペルチェ素子による冷却又は加熱を効率よく伝達する構造を提案する。【解決手段】 内部容器14に熱伝達用突出部14aを形成し、この突出部14aをペルチェ素子15の一面に密接させ、該素子15の他面にはヒートシンク部17を密接させて配置する。突出部14aによって内部容器14の本体をヒートシンク部17から離隔し、熱伝達性を確保しつつ断熱性を高める。また、ヒートシンク部17のベース面をカバーして内部容器14の側と断熱する断熱枠16を設け、この断熱枠16にペルチェ素子15を収納するために最小限必要な開口16aを設け、該開口を介してペルチェ素子15の各面がそれぞれ突出部14aとヒートシンク部17に接することを許して必要な熱伝達機能を達成する一方で、それ以外の部分では、ヒートシンク部17と内部容器14との間での断熱を完璧にする。内部容器14の周囲も断熱材12でカバーする。
請求項(抜粋):
通電に応じて、一つの面が冷却面、その裏面が放熱面となる面状の熱電気素子と、前記熱電気素子の一面に接するヒートシンク部と、熱伝導性の良い材質からなっていて、冷却又は加熱の対象物を収納するための内部空間を形成してなる内部容器であって、その外側の所定箇所において前記熱電気素子の他面に接する熱伝達用の突出部が形成されてなるものと、前記ヒートシンク部と前記内部容器との間を断熱するものであって、前記熱電気素子を収納する開口を有し、収納された熱電気素子の前記一面と他面が該開口より露出してそれぞれ前記ヒートシンク部と前記熱伝達用の突出部に接することを許す第1の断熱部と、前記内部容器の周囲を断熱する第2の断熱部とを具える自動車用冷蔵又は温蔵装置。
IPC (3件):
B60N 3/10 ,  F25B 21/02 ,  F25D 11/00 101
FI (3件):
B60N 3/10 B ,  F25B 21/02 B ,  F25D 11/00 101 W

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