特許
J-GLOBAL ID:200903048267890798

内燃機関用イオン電流検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-073806
公開番号(公開出願番号):特開平9-264243
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 少ない回路素子数で構成され、イオン電流の検出により失火検出とノッキング検出を行うイオン電流検出装置を提供する。【解決手段】 シリンダ内で発生したイオン電流を検出するイオン電流検出回路B0aと、検出された電流において所定周波数以下の電流の電流量を一定に保つゲイン調整回路B1aと、検出されたイオン電流から、所定周波数以上の電流成分を抽出し、増幅し、高周波成分検出信号として出力する高周波成分増幅回路B2と、イオン電流の絶対量を検出し、イオン電流の絶対量が所定値よりも大きい時にイオン電流検出信号を出力するイオン電流絶対量検出回路B3と、イオン電流検出信号を所定時間遅延させるタイマ手段B4と、遅延されたイオン電流検出信号と高周波成分検出信号とを比較することにより、ノッキング検出信号を出力する比較出力回路B5とを備える。
請求項(抜粋):
一時側に印加された電圧により二次側に高電圧を発生させる点火コイルと、点火コイルに発生した電圧により点火する点火プラグと、シリンダとからなる内燃機関において、燃焼時に発生するイオン電流を検出する装置であって、前記点火コイルの一時側にアノードが接続された第1ダイオードと、前記第1ダイオードのカソードに一端が接続され、点火時に前記点火コイルの一次側に発生する電圧により充電される第1コンデンサと、前記第1コンデンサの他端にアノードが接続され、カソードが接地され、前記コンデンサの充電時に、前記第1ダイオードおよび前記第1コンデンサと共に充電電流経路を形成する第2ダイオードとからなる検出用電圧発生回路と、前記コンデンサの放電による電圧を点火プラグに印加することにより前記シリンダ内に発生するイオン電流を入力とし、該イオン電流に等しい電流を出力するカレントミラー回路と、前記カレントミラー回路からの出力電流を電圧に変換し出力する出力回路とを備えるイオン電流電圧変換回路とを設けたことを特徴とするイオン電流検出装置。

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