特許
J-GLOBAL ID:200903048291324680

リコイルスタータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-254025
公開番号(公開出願番号):特開2002-235638
出願日: 2001年08月24日
公開日(公表日): 2002年08月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ゼンマイ機構のゼンマイに、へたり、折損等を生じ難く、ゼンマイの内端フック部を巻芯部から外れ難くしたリコイルスタータ装置を提供する。【解決手段】 駆動部と従動部との間に、ゼンマイ機構15が介装され、蓄力により従動部を駆動し、始動後は、フリー状態となる。駆動部側に配在されたゼンマイ香箱16、従動部側に配在された起動プーリ、その間に介装されたゼンマイ18、及び、ゼンマイ香箱を一方向にのみ回転させる手段、を有し、ゼンマイの外端部18a及び内端部18bが、それぞれゼンマイ香箱及び起動プーリに係止される。ゼンマイは、自然解放状態において、外周側に所定巻数分が相互に密着せしめられた外周側巻装部Moが形成されるとともに、内周側に一巻分以上の内周側巻装部Miが形成され、外周側巻装部と内周側巻装部との間に隙間空間Sが形成される。
請求項(抜粋):
リコイルロープ(21)が巻装されて、該リコイルロープ(21)を引っ張ることにより回転せしめられるロープリール(20)を有する駆動部(6)と、該駆動部(6)の回転が伝達される従動部(7)と、を備え、前記駆動部(6)と前記従動部(7)との間に、緩衝・蓄力手段としてのゼンマイ機構(15)が介装され、該ゼンマイ機構(15)が、前記駆動部(6)の駆動の過程において、該駆動部(6)の駆動によって緩衝しつつ蓄力するとともに、該蓄力により前記従動部(7)を駆動し、内燃エンジン(1)の始動後は、前記ゼンマイ機構(15)がフリー状態となるようにされているリコイルスタータ装置(5)において、前記ゼンマイ機構(15)は、前記駆動部(6)側に配在されたゼンマイ香箱(16)、前記従動部(7)側に配在された起動プーリ(17)、前記ゼンマイ香箱(16)と前記起動プーリ(17)との間に介装されたゼンマイ(18)、及び、前記ゼンマイ香箱(16)を一方向にのみ回転させる手段(19)、を有し、前記ゼンマイ(18)の外端部(18a)及び内端部(18b)が、それぞれ前記ゼンマイ香箱(16)及び前記起動プーリ(17)に係止されていることを特徴とするリコイルスタータ装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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