特許
J-GLOBAL ID:200903048298707185

燃料噴射装置の異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-050973
公開番号(公開出願番号):特開平6-264803
出願日: 1993年03月11日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】電磁弁の電気的な故障、機械的な故障を原因とする異常等を共に診断し、それらの異常を実際の燃料噴射の挙動に則して的確に診断する。【構成】燃料噴射ポンプ1では電磁スピル弁23を制御することにより、燃料噴射ノズル4へ圧送される燃料量を制御する。燃料噴射ノズル4に燃料圧力検出用の圧力センサ47を設ける。ECU71では、検出される燃料圧力の変化状態に基づき噴射終了時刻を判断する。又、ECU71では、制御される電磁スピル弁23の噴射終了設定時刻と噴射終了時刻との差を演算し、その差が所定の遅延時間を越えて大きい場合に、燃料噴射ポンプ1の異常と判断する。従って、電磁スピル弁23が何らかの原因で狙い通りに動かない場合には、燃料圧力の変化状態から判断される噴射終了時刻が大きく変化することになり、その変化から電磁スピル弁23の各種故障を原因とする異常が診断される。
請求項(抜粋):
燃料を圧送して内燃機関へ噴射すると共に、その燃料噴射量を制御するために駆動される電磁弁を備えた燃料噴射装置と、所要の燃料噴射量を得るために前記電磁弁の駆動を制御するための駆動制御手段と、前記燃料噴射装置から前記内燃機関へ圧送される燃料の圧力を検出するための燃料圧力検出手段と、前記燃料圧力検出手段により検出される圧力の変化状態に基づき、前記燃料噴射装置における燃料噴射終了時期を判断するための噴射終了時期判断手段と、前記駆動制御手段により制御される前記電磁弁の駆動終了時期と前記噴射終了時期判断手段により判断される燃料噴射終了時期との差を演算するための終了時期差演算手段と、前記終了時期差演算手段の演算結果が所定値以上の場合に前記燃料噴射装置の異常と診断するための異常診断手段とを備えたことを特徴とする燃料噴射装置の異常診断装置。
IPC (3件):
F02D 41/22 325 ,  F02D 41/22 380 ,  F02M 65/00 304
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-028735
  • 特開昭62-153564
  • 特開昭57-032026

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