特許
J-GLOBAL ID:200903048300632139

磁気抵抗素子回路の基準電圧調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-003383
公開番号(公開出願番号):特開平10-197615
出願日: 1997年01月10日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】本発明は磁気抵抗素子から出力される出力電圧に対する基準電圧が直列接続された一対の抵抗素子の分圧比により設定される磁気抵抗素子回路に適用される磁気抵抗素子回路の基準電圧調整方法に関し、高精度かつ低コストで効率よく基準電圧調整を行なうことを課題とする。【解決手段】先ず、一対の抵抗素子R1,R2 が取り除かれた状態の磁気抵抗素子回路30を用意し、コンパレータ36に接続された基準電圧入力端子38に印加電圧可変装置50を接続する。そして、この印加電圧可変装置50により基準電圧入力端子38に印加する電圧を可変し、コンパレータ36が出力する比較結果信号が反転する反転電圧を測定する。続いて、求められた反転電圧が基準電圧として出力されるよう一対の抵抗素子R1,R2 の抵抗値を設定する。そして、設定された抵抗値を有した抵抗素子R1,R2 を磁気抵抗素子回路30に実装する。
請求項(抜粋):
直列接続された一対の磁気抵抗素子間に配設された出力端子から出力される出力電圧をコンパレータの第1の入力端子に入力し、直列に接続された一対の抵抗素子の分圧比により定められる基準電圧を前記コンパレータの第2の入力端子に入力し、前記コンパレータが前記出力電圧と基準電圧とを比較することにより比較結果信号を出力する磁気抵抗素子回路に用いられ、前記一対の抵抗素子の分圧比により定められる基準電圧を調整する磁気抵抗素子回路の基準電圧調整方法において、先ず、前記一対の抵抗素子が取り除かれた状態の磁気抵抗素子回路の前記第2の入力端子に印加電圧可変装置を接続し、前記印加電圧可変装置により前記第2の入力端子に印加する電圧を可変し、前記コンパレータが出力する比較結果信号が反転する反転電圧を測定する第1の調整工程を実施し、次に、前記第1の調整工程において求められた反転電圧が前記基準電圧として出力されるよう前記一対の抵抗素子の抵抗値を設定し、設定された該一対の抵抗素子を前記磁気抵抗素子回路に実装する第2の調整工程を実施することを特徴とする磁気抵抗素子回路の基準電圧調整方法。
IPC (2件):
G01R 33/09 ,  H01L 43/08
FI (2件):
G01R 33/06 R ,  H01L 43/08 A

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