特許
J-GLOBAL ID:200903048312523823

血圧監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-096044
公開番号(公開出願番号):特開平10-286242
出願日: 1997年04月14日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 精度の低い対応関係の作成およびそれに起因する監視血圧精度の低下が防止される血圧監視装置を提供する。【解決手段】 対応関係更新禁止手段84により、脈波伝播速度情報差算出手段82により算出された脈波伝播時間差|DTRP-DTRP’|が予め設定された判断基準値δより小さい場合には対応関係更新手段76による対応関係の更新が許容されるが、その脈波伝播時間差|DTRP-DTRP’|がその判断基準値δより大きい場合には対応関係の更新が禁止される。したがって、カフ10の圧迫を利用した血圧測定期間内において血圧変化が大きい場合には、対応関係の更新が回避されるので、精度の低い対応関係の作成およびそれに起因する監視血圧精度の低下が防止される。
請求項(抜粋):
カフの圧迫圧力が変化させられる過程で発生する脈拍同期波の変化に基づいて生体の血圧値を測定する血圧測定手段と、前記生体の動脈内の脈波伝播速度に関連する脈波伝播速度情報を逐次算出する脈波伝播速度情報算出手段と、該脈波伝播速度情報算出手段により算出された脈波伝播速度情報と前記血圧測定手段により測定された血圧値とに基づいて、それら脈波伝播速度情報と血圧値との間の対応関係を所定の周期で決定し且つその対応関係を更新する対応関係更新手段と、該対応関係更新手段により更新された対応関係から前記脈波伝播速度情報算出手段により逐次算出された実際の生体の脈波伝播速度情報に基づいて該生体の推定血圧値を逐次決定する推定血圧値決定手段とを備える形式の血圧監視装置であって、前記血圧測定手段による血圧値の測定動作前後において前記脈波伝播速度情報差を算出する脈波伝播速度情報差算出手段と、該脈波伝播速度情報差算出手段により算出された脈波伝播速度情報差が予め設定された判断基準値より小さい場合には前記対応関係更新手段による対応関係の更新を許容するが、該脈波伝播速度情報差が該判断基準値より大きい場合には対応関係の更新を禁止する対応関係更新禁止手段とを、含むことを特徴とする血圧監視装置。
FI (2件):
A61B 5/02 337 H ,  A61B 5/02 337 E

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