特許
J-GLOBAL ID:200903048314733574
LIFによる濃度計測装置及び方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-189953
公開番号(公開出願番号):特開平7-043303
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 液体燃焼場や固体燃焼場等においても、LIFによる濃度計測を可能とする。【構成】 励起用パルスレーザ11により、第1及び第2の色素レーザ13a,13bを発振させ、波長の異なる二つのレーザ光を僅かな時間差を持たせて出力させる。この二つのレーザ光は、合体された後にビームエクスパンダを介して測定場18に照射される。このとき励起された測定対象分子及び背景部より生ずる蛍光は、色素レーザ13a,13bに同期した2台のCCDカメラ20a,20bで撮影される。この際、一方のCCDカメラ20aにより、測定対象分子からの蛍光と背景光が撮影され、他方のCCDカメラ20bにより背景光のみが撮影される。そして、2台のCCDカメラの出力の一方から他方を差引くことにより、測定対象分子の発する蛍光のみを抽出し、測定対象分子の二次元濃度分布を得る。
請求項(抜粋):
励起用パルスレーザを第1及び第2の色素レーザに導き、第1の色素レーザを測定対象分子が発する蛍光の波長に、第2の色素レーザを背景光のもととなる波長に合せる手段と、上記二つの色素レーザ光を合体し、僅かな時間差を持たせて測定場に照射する手段と、上記色素レーザ光の時間差に応じてシャッタを切り、上記測定場を撮影する2台のCCDカメラと、上記2台のCCDカメラの出力の一方から他方を差引いて測定対象分子の発する蛍光を抽出する手段とを具備したことを特徴とするLIFによる濃度計測装置。
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