特許
J-GLOBAL ID:200903048315981350

セルラー無線通信システム及び基地局

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-283263
公開番号(公開出願番号):特開平11-122672
出願日: 1997年10月16日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】本発明はセルラー無線通信システムに関し、一段と通信品質を良好にすることができるようにする。【解決手段】パスロスが自局を下回る基地局(BS12、BS13)に対して、移動局(MS10)が使用している通信チヤネルを通告し、その基地局でもその通信チヤネルを受信して受信信号(S2、S3)を接続交換局(11)に送り、接続交換局では送られてくる受信信号(S1〜S3)をそれぞれ合成し、その合成受信信号に復号処理を施して移動局から送られてくるデータを復元するようにしたことにより、受信状態が良好な他の基地局で受信した受信信号をも合成してシステム全体でのダイバーシチ受信を行うことができ、移動局から基地局への通信品質を容易に向上することができる。
請求項(抜粋):
移動局、基地局及び当該基地局を管理する接続交換局を有し、上記移動局と上記基地局との間で時分割多元接続によつて通信するセルラー無線通信システムにおいて、上記移動局は、所定の基地局と通信中に、各基地局からの制御チヤネルを受信して各基地局とのパスロスを測定し、測定したパスロスを示すパスロス情報を上記通信中の基地局に対して送信し、上記通信中の基地局は、上記移動局から受けた受信信号を上記接続交換局に送信すると共に、上記パスロス情報に基づいて、パスロスが自局を下回る基地局が存在するか否か判断し、当該基地局が存在する場合には、当該基地局に対して上記移動局が使用している通信チヤネルを通告し、上記通信チヤネルが通告された基地局は、通告された上記通信チヤネルを受信して当該通信チヤネルの信号対干渉波電力比を測定し、測定した信号対干渉波電力比が予め定められた第1の閾値を越えている場合には、上記通信チヤネルの受信によつて得た受信信号を上記接続交換局に送信し、上記接続交換局は、上記基地局から送られてくる上記受信信号をそれぞれ合成して得た合成受信信号に復号処理を施して上記移動局から送られたデータを復元することを特徴とするセルラー無線通信システム。
IPC (3件):
H04Q 7/38 ,  H04Q 7/22 ,  H04Q 7/28
FI (3件):
H04B 7/26 109 B ,  H04B 7/26 108 ,  H04Q 7/04 J
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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