特許
J-GLOBAL ID:200903048319673448

車両用自動変速機の流体継手のクラッチ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-222347
公開番号(公開出願番号):特開平7-071595
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 車両の減速運転中、ダンパクラッチへの供給油圧をフィードバック制御して同クラッチを直結状態にして燃費向上を図る自動変速機において、フィードバック開始油圧の不適切な学習補正によるクラッチ油圧の過大化を防止して、急制動時でのクラッチ直結状態の解除遅れひいてはエンジンストールを防止可能とする。【構成】 フィードバック制御中、車速変化率が所定範囲内に入るときに限って、ダンパクラッチコントロールソレノイドバルブ54のデューティ率の変化量から求めた補正量を用いて、フィードバック開始デューティ率を学習補正する。
請求項(抜粋):
エンジンと自動変速機の補助変速装置との間に配設され上記エンジンの出力側に連結されたポンプと、上記補助変速装置の入力側に連結されたタービンとからなる車両用自動変速機の流体継手において、上記ポンプと上記タービンとを連結遮断可能とするクラッチを有し、同クラッチへの供給油圧を、車両運転状態に応じて制御する流体継手のクラッチ制御装置であって、車両運転状態を検出する運転状態検出手段と、上記運転状態検出手段により上記車両が減速状態に突入したことが検出されたとき、上記クラッチへ減速時用係合油圧を供給する減速時用係合油圧供給手段と、上記運転状態検出手段により検出された上記ポンプの回転速度と上記タービンの回転速度との差が所望のものになるように、上記減速時係合油圧を初期値としてフィードバック制御するフィードバック制御手段と、上記運転状態検出手段により上記車両の車体速変化率が所定範囲内にあることが検出されたときにのみ、上記初期値を学習補正する学習補正手段と、を有することを特徴とする車両用自動変速機の流体継手のクラッチ制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/14 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:48

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