特許
J-GLOBAL ID:200903048320054581

ダム貯水池の排砂機構と排砂方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-081984
公開番号(公開出願番号):特開平10-252042
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 貯水ダムへ上流から土砂が流入して貯水能力を減退し、下流側への排砂が危険や自然破壊に繋がっている。【解決手段】 堰止めた上流水で形成する既設の第一貯水池1の水面に浚渫船12を配し、該浚渫船で回収した堆砂Dを第一堤体11の頂面13を越えて、第二貯水池3に導く排出管2で流下させ、該第二貯水池3の下流に、第二堤体31を構築し、該第二堤体31の下底部に設けた下流側へ開閉自在に作動可能な排砂ゲート4とからなることを構成上の特徴とする。堆砂Dは、適時に適量だけ流出するように排出ゲート4をコントロールして排出し、下流側の流域の自然を保全し、適正な河床レベルの維持、生態系の確保と既設のダムの機能回復に有効な作用を発揮して課題を解決する。
請求項(抜粋):
第一堤体11で堰止めた流水の水面上に、移動自在に浚渫船12を具えた既設の第一貯水池1と、該浚渫船12で回収した堆砂Dを第一堤体11の下流側へ流下させる排出管2と、前記下流側で第二堤体31によって堰止められて形成する第二貯水池3と、該第二堤体31の下底部で開閉自在に作動可能な排砂ゲート4とからなることを特徴とするダム貯水池の排砂機構。
IPC (2件):
E02B 7/20 106 ,  E02B 8/02
FI (2件):
E02B 7/20 106 ,  E02B 8/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-067317
  • ダムの土砂吐閉塞工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-356527   出願人:大成建設株式会社

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