特許
J-GLOBAL ID:200903048320845325

エンジンの始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良輝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-023880
公開番号(公開出願番号):特開2002-227753
出願日: 2001年01月31日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】 モータ始動(セルモータ)とリコイルスタータ始動の両方を組合わせたエンジンの始動装置におけるモータ始動時の衝撃の吸収と始動性の向上。【解決手段】 セルスタータとリコイルスタータとを組合せた小型エンジンの始動装置において、スタータシャフト上にリコイルゼンマイ、リール、ドライブカムを直列に配置し、スタータモータに減速ギヤを介して接続したファイナルギヤの内側に蓄力ゼンマイを内在させ、ドライブカムの先端カム部がエンジンのクランクシャフトに固定されたプーリのラチェットと係合してエンジンを始動させるように構成し、スタータモータからの回転力が前記蓄力ゼンマイにより弾性作用を伴ってドライブカムに伝達される機構のセルスタータを備え、リコイルスタータとする時は、リールの回転力によりラチェット機構を介してドライブカムを回転させ、ファイナルギヤとドライブカムとを切り離せる構造となしたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
セルスタータとリコイルスタータとを組合せた小型エンジンの始動装置において、スタータケースからクランクシャフト側に延出したスタータシャフト上にリコイルゼンマイ、リール、ドライブカムを直列に配置し、前記リールとドライブカム間はラチェット機構によるワンウェイクラッチとなすとともに、ドライブカムのほぼ中間部にはファイナルギヤを回転自在に緩挿し、前記ファイナルギヤの内側に、該ファイナルギヤと一体構造のゼンマイケースに外端を固定した弾性作用を有する蓄力ゼンマイを内在させ、該ゼンマイの内端は前記ドライブカムと一方向のみ係合するように構成し、一方、スタータモータからは減速ギヤを介して前記ファイナルギヤに伝達される仕組みとなし、前記ドライブカムの先端カム部がエンジンのクランクシャフトに固定されたプーリのラチェットと係合してエンジンを始動させるように構成し、前記スタータモータからの回転力は前記蓄力ゼンマイにより弾性作用を伴って前記ドライブカムに伝達される機構のセルスタータを備え、リコイルスタータとする時は、リールの回転力により前記ラチェットを介してドライブカムを回転させ、前記ファイナルギヤとドライブカムとを切り離せる構造となしたことを特徴とするエンジンの始動装置。
IPC (4件):
F02N 15/02 ,  F02N 3/02 ,  F02N 5/02 ,  F02N 11/00
FI (5件):
F02N 15/02 N ,  F02N 3/02 G ,  F02N 3/02 M ,  F02N 5/02 Z ,  F02N 11/00 F

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