特許
J-GLOBAL ID:200903048320886307

回転伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 文二 ,  東尾 正博 ,  鳥居 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-016322
公開番号(公開出願番号):特開2004-225844
出願日: 2003年01月24日
公開日(公表日): 2004年08月12日
要約:
【課題】小型の電磁コイルによって二方向クラッチを高精度に制御することができる回転伝達装置を提供することである。【解決手段】入力側部材1と出力側部材10との間に二方向クラッチ20と、その二方向クラッチ20の保持器24に回り止めされ、かつ軸方向に移動可能なアーマチュア30と、負荷される軸方向力により作動して入力側部材1と出力側部材10の相対回転数差を吸収するシンクロ機構40と、そのシンクロ機構40およびアーマチュア30に軸方向力を負荷する電磁コイル60とを組込む。電磁コイル60とシンクロ機構40間に、ドライブプレート51と入力側部材1に回り止めされて軸方向に移動可能なドリブンプレート52とを組込み、その両プレート51、52間にトルクカム機構53を設ける。電磁コイル60への通電によりドライブプレート51を吸着し、トルクカム機構53によりドリブンプレート52を軸方向に移動させて、シンクロ機構40およびアーマチュア30に軸方向力を負荷し、二方向クラッチ20を結合状態とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力側部材と出力側部材との間に、係合子およびその係合子を保持する保持器を有し、その保持器と入力側部材の相対回転により前記係合子を係合位置に変位させて入力側部材と出力側部材とを結合する二方向クラッチと、前記保持器に対して回り止めされ、かつ軸方向に移動可能に支持され、負荷される軸方向力によって出力側部材に回り止めされるアーマチュアと、負荷される軸方向力により作動して入力側部材と出力側部材の相対回転数差を吸収するシンクロ機構と、そのシンクロ機構およびアーマチュアに軸方向力を負荷して前記二方向クラッチを結合状態とする電磁コイルとを組込んだ回転伝達装置において、前記電磁コイルとシンクロ機構の対向部間に、電磁コイルによって吸着されるドライブプレートと、入力側部材に対して回り止めされ、かつ軸方向に移動可能に支持されたドリブンプレートとを組込み、そのドライブプレートとドリブンプレートの対向部間に、両プレートの相対回転によって、ドリブンプレートをシンクロ機構に向けて移動させるトルクカム機構を設けたことを特徴とする回転伝達装置。
IPC (3件):
F16D27/115 ,  B60K23/08 ,  F16D47/00
FI (3件):
F16D27/10 351Z ,  B60K23/08 C ,  F16D47/00
Fターム (10件):
3D036GA16 ,  3D036GB03 ,  3D036GB04 ,  3D036GC03 ,  3D036GD02 ,  3D036GD08 ,  3D036GG36 ,  3D036GG39 ,  3D036GH06 ,  3D036GJ17

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