特許
J-GLOBAL ID:200903048324069478

溶接構造物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143152
公開番号(公開出願番号):特開平9-323170
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 溶接部の強度が高いと共に、信頼性が高い溶接構造物の製造方法を提供する。【解決手段】 角形パイプ(角筒)状の形材1及び形材2を用意し、形材1の端面1aと形材1の軸方向とがなす角度をβとすると、この角度βが45°となるように、端面1aを形成する。形材1と同様に、形材2の端面2aを形成する。次に、端面1aと端面2aとが密着するように、形材1と形材2とを突き合わせ、形材1と形材2との境界面4を対称面として、形材1と形材2とを互いに対称な位置に配置する。次に、突合せ部を周方向に溶接して、溶接ビード3を形成する。そうすると、形材1,2において、突合せ部の端面の内周縁と外周縁との間の幅を、夫々、T1及びT2とすると、形材1と形材2とは互いに対称な位置に配置されているため、T1とT2とは同一となる。これにより、形材1と形材2とに対する溶接金属の溶込みが同一となり、溶接ビード3が均一に形成される。
請求項(抜粋):
アルミニウム又はアルミニウム合金からなる第1角筒状形材の端面とアルミニウム又はアルミニウム合金からなる第2角筒状形材の端面とを突き合わせた後、この突合せ部を周方向に溶接する溶接構造物の製造方法において、前記第1及び第2角筒状形材は実質的に同一の肉厚を有し、前記第1角筒状形材の端面とその軸とがなす角度は、前記第2角筒状形材の端面とその軸とがなす角度と実質的に同一であることを特徴とする溶接構造物の製造方法。
IPC (7件):
B23K 9/02 ,  B23K 9/00 501 ,  B23K 9/23 ,  B23K 33/00 ,  B62D 21/02 ,  B23K101:24 ,  B23K103:10
FI (5件):
B23K 9/02 D ,  B23K 9/00 501 C ,  B23K 9/23 F ,  B23K 33/00 A ,  B62D 21/02 A
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-045281
  • 特開昭62-006792

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